職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【上杉鷹山】出羽国米沢藩9代藩主を務めた上杉鷹山は、「なせば成るなさねば成らぬ何事も成らぬは人のなさぬなりけり」の言葉で有名な人物です。鷹山が藩主になったころの米沢藩は、前藩主による散財や、大人数の家臣によってかさんだ人件費などにより財政難に陥っており、莫大な借金を抱えていました。そこで鷹山は改革を行い、藩の再建に立ち上がります。大倹約令を実施した鷹山は食事を一汁一菜とし、普段着は華美なものではなく木綿、江戸での生活費を7分の2に削減、奥女中も50人から9人へ減らすなど自ら進んで節約を行いました。殖産興業にも力を入れ、そこから「お鷹ぽっぽ」や「米沢織」など、現在まで続く産業を築きました。お鷹ぽっぽは、コシアブラの木をサルキリと呼ばれる刃物で削って作る工芸品で、豪雪に閉ざされる冬の副業として生産することを推奨しました。鷹の強さと自らの名を重ねたといわれています。米沢織は、米沢藩の特産品であった青芋を使い、武士の婦女子たちに内職として機織を習得させたのが起源とされ、その後桑の栽培と養蚕を奨励し、絹織物製造に移行しました。飢饉に備えて、米・麦以外の食糧を求め、主食の糧として食べられるものを研究させ、その食べ方や貯蔵方法が考案されます。その成果は、飢餓救済の手引書『かてもの』としてまとめられ、1500部以上が藩内に頒布されたそうです。また、非常食として、上杉景勝に仕えた直江兼続によって米沢で栽培が開始された「うこぎ」の垣根の栽培も推奨しました。従来の藩政から大きく方向転換し、反発の声を受けながらも、藩の再建に尽力。その功績は第35代アメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディが大統領に就任した際、一番尊敬している日本人を聞かれ、上杉鷹山と答えたという逸話も残るほどです。鷹山の改革は後世に影響を与え、今もなお高い評価を受けています。山の形　白木のお鷹ぽっぽ https://www.shokunin.com/jp/yamanokatachi/otaka.html 参考資料 https://yonezawa-kankou-navi.com/person/yozan.html https://www.mindp.co.jp/ukogi/explain/index.html https://hakusyakutei.jp/yozan/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/上杉治憲 @shokunincom #職人ドットコム #上杉治憲 #上杉鷹山 #上杉 #鷹山 #山の形 #お鷹ぽっぽ #おたかぽっぽ #お鷹ぽっぽ白木 #こしあぶら #コシアブラ #サルキリ #米沢織 #鷹山の改革 #ケネディ #ケネディ大統領 #うこぎ #米沢 #米沢藩 #米澤藩 #米澤 #一汁一菜 #倹約令 #大倹約令 #出羽 #出羽国 #ぽっぽ #鷹 #お鷹 #おたか」9月5日 20時41分