職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【お茶の歴史と煎茶】  ここ数年、海外で日本茶が注目されています。健康志向やオーガニック志向、または緑茶に含まれるカテキンの抗ウイルス作用などによるもののようです。最大生産国・中国の緑茶は、釜で炒って乾燥する釜炒り緑茶で、世界中で飲まれている多くは釜炒り緑茶になります。対して日本は、茶葉を蒸したのち、揉んで乾燥させる蒸し製緑茶が主流です。  中国から釜炒り茶が伝来するまで、日本での茶は、碾茶(てんちゃ)や挽茶(ひきちゃ)と呼ばれる、茶葉を粉末状にし湯に溶かして飲む抹茶のようなものでした。鎌倉時代後期から南北朝時代には、さまざまな寺が茶園を造って茶を栽培するようになり、禅寺を中心に喫茶の風習が広がり、その後しだいに武士階級へと普及しました。健康目的で飲まれることが多く、嗜好品として飲むことは少なかったとされています。室町時代や安土桃山時代には、足利義満、豊臣秀吉らが宇治茶を庇護したことから、武家の間で嗜好品としての茶が普及し、村田珠光、武野紹鴎、千利休らにより茶の湯(茶道)が生じ、楽しむようになりました。  江戸時代になると、庶民の間にも嗜好品としての茶の文化が広まります。1738年、宇治の農民であった永谷宗円(ながたにそうえん)が、新たな製茶法が編み出しました。それまで茶色をしていた煎じ茶が、15年に及ぶ研究の末作り上げた「青製煎茶製法」により、摘んだ茶葉を蒸し、揉む工程が入ることで、鮮やかな緑色を出せるようになったのです。これが日本における煎茶の標準となり、永谷宗円は「煎茶の祖」と呼ばれています。1778年、宗円は98歳で天寿を全うし、1952年に10代目の嘉男が「お茶づけ海苔」を開発、永谷園を創業しました。  煎茶の爽やかな香り、渋みと甘く柔らかい口当たりを存分に味わうために茶器を用意し、茶葉に合った淹れ方で飲むというスタイルは、日本の大切な文化です。お湯を注いで茶葉が開くまで待つことも含め、心が落ち着く時間になるのではないでしょうか?私たちがコーヒーを飲むときに、淹れ方やカップにこだわるように、海外でも日本の家庭と同じように、急須と湯呑みで煎茶が楽しまれているかもしれませんね。  すすむ屋茶店 急須 https://www.shokunin.com/jp/susumuya/kyusu.html 青龍窯 煎茶碗 https://www.shokunin.com/jp/seiryu/sencha.html 東屋 急須・湯冷まし https://www.shokunin.com/jp/azmaya/kyusu.html 藤木伝四郎商店 総皮茶筒 https://www.shokunin.com/jp/denshiro/ 白山陶器 平茶碗 https://www.shokunin.com/jp/hakusan/hirachawan.html  参考資料 https://shop.senchado.jp/blogs/ocha/20200207_417 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2204/spe1_04.html https://ja.wikipedia.org/wiki/永谷宗円 https://ja.wikipedia.org/wiki/茶道  @shokunincom  #職人ドットコム #永谷園 #永谷園のお茶漬け海苔 #永谷園のお茶漬け #お茶づけ海苔 #煎茶 #すすむ屋茶店 #青龍窯 #煎茶碗 #釜炒り茶 #釜炒り緑茶 #蒸し製 #蒸製緑茶 #煎茶の歴史 #煎茶の祖 #藤木伝四郎商店 #東屋 #湯冷し #湯冷まし #常滑焼急須 #永谷宗円 #ながたにそうえん #白山陶 #平茶碗」7月1日 12時27分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 7月1日 12時27分


【お茶の歴史と煎茶】

ここ数年、海外で日本茶が注目されています。健康志向やオーガニック志向、または緑茶に含まれるカテキンの抗ウイルス作用などによるもののようです。最大生産国・中国の緑茶は、釜で炒って乾燥する釜炒り緑茶で、世界中で飲まれている多くは釜炒り緑茶になります。対して日本は、茶葉を蒸したのち、揉んで乾燥させる蒸し製緑茶が主流です。

中国から釜炒り茶が伝来するまで、日本での茶は、碾茶(てんちゃ)や挽茶(ひきちゃ)と呼ばれる、茶葉を粉末状にし湯に溶かして飲む抹茶のようなものでした。鎌倉時代後期から南北朝時代には、さまざまな寺が茶園を造って茶を栽培するようになり、禅寺を中心に喫茶の風習が広がり、その後しだいに武士階級へと普及しました。健康目的で飲まれることが多く、嗜好品として飲むことは少なかったとされています。室町時代や安土桃山時代には、足利義満、豊臣秀吉らが宇治茶を庇護したことから、武家の間で嗜好品としての茶が普及し、村田珠光、武野紹鴎、千利休らにより茶の湯(茶道)が生じ、楽しむようになりました。

江戸時代になると、庶民の間にも嗜好品としての茶の文化が広まります。1738年、宇治の農民であった永谷宗円(ながたにそうえん)が、新たな製茶法が編み出しました。それまで茶色をしていた煎じ茶が、15年に及ぶ研究の末作り上げた「青製煎茶製法」により、摘んだ茶葉を蒸し、揉む工程が入ることで、鮮やかな緑色を出せるようになったのです。これが日本における煎茶の標準となり、永谷宗円は「煎茶の祖」と呼ばれています。1778年、宗円は98歳で天寿を全うし、1952年に10代目の嘉男が「お茶づけ海苔」を開発、永谷園を創業しました。

煎茶の爽やかな香り、渋みと甘く柔らかい口当たりを存分に味わうために茶器を用意し、茶葉に合った淹れ方で飲むというスタイルは、日本の大切な文化です。お湯を注いで茶葉が開くまで待つことも含め、心が落ち着く時間になるのではないでしょうか?私たちがコーヒーを飲むときに、淹れ方やカップにこだわるように、海外でも日本の家庭と同じように、急須と湯呑みで煎茶が楽しまれているかもしれませんね。

すすむ屋茶店 急須
https://www.shokunin.com/jp/susumuya/kyusu.html
青龍窯 煎茶碗
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/sencha.html
東屋 急須・湯冷まし
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/kyusu.html
藤木伝四郎商店 総皮茶筒
https://www.shokunin.com/jp/denshiro/
白山陶器 平茶碗
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/hirachawan.html

参考資料
https://shop.senchado.jp/blogs/ocha/20200207_417
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2204/spe1_04.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/永谷宗円
https://ja.wikipedia.org/wiki/茶道

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2023/7/1

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