職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【アアルト自邸】  フィンランドの建築家であるアルヴァ・アアルトと妻のアイノが自宅兼アトリエとして設計し、約40年間にわたり暮らしたアアルト自邸がヘルシンキの閑静な住宅地にあり、現在も見学することができます。  1934年、アアルト夫妻はヘルシンキ中央駅から北西へ5km、ヘルシンキのムンキニエミ地区のリーヒティエ通りに土地を購入し自分たちの住居を設計し始め、1936年に自邸兼アトリエが完成しました。夫妻は自然の素材を使い、実用性にこだわりながらもシンプルなデザインにすることで、モダン建築をソフトに表現しました。また、自宅を自身で設計することでさまざまな素材や工法を試すこともできたのです。アルヴァ・アアルトは1976年に亡くなるまでこの家で暮らし、その後は後妻のエリッサや彼の親族が住んでいました。建造物保護法で守られているこの建物は、現在はアルヴァ・アアルト財団の所有するミュージアムのうちの一つとなっています。1年を通して約1時間のガイド付きツアーで見学することができ、自邸内にはミュージアムショップもあります。  2021年に世田谷美術館で開催された展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」に足を運び、当時いつかフィンランドに行ったら実際にアアルトが住んでいた家を訪れたいという気持ちが高まっていました。そしてフィンランドへ行くことが決まった際、事前にインターネットから予約し、ヘルシンキ中心地からトラムに乗って私は一人アアルト自邸を訪れました。  その日のその時間帯の参加は、私とフィンランドの親子の2組。もっと多いと聞いていたため、参加した回はラッキーだったのかもしれません。ガイドの女性は日本語を話すことができ、2組をそれぞれ日本語とフィンランド語で交互に案内をしてくれました。案内中は日本語で質問をしたり、もう1組を案内している間は自由に家の中を見て回ったり写真を撮ったりして、想像以上に贅沢にゆったりと見学することができました。ツアーはフィンランド語または英語を覚悟していたため、嬉しい驚きでした。  道路側から見たこの建物は閉鎖的で質素にデザインされていますが、室内は開放的で大きな窓からはやわらかい光と緑が。窓に面した真っ白なアアルトのデスクにはしばらく目を奪われました。仕事場とプライベート空間は、使用する素材を変えることで差別化されています。リビングルームとアトリエは大きな引き戸で仕切られており、窓にはなんとすだれ。ガイドの方が、これらはフィンランドでは一般的ではなく、日本に影響を受けていると教えてくれました。アルヴァ・アアルトは日本に訪れたことこそなかったものの、日本の建築に興味を持ち、北欧の地でも日本人である私が親しみや安心感を感じられるような要素が家のあちこちに散りばめられていました。  この場所を一度訪れたら、日本に帰ってきてからも街なかでアアルトデザイン家具を見かけるたびに北欧の空気や光、あの空間を思い出すことでしょう。見学の際は、ご予約をお忘れなく。  アアルト自邸 https://visit.alvaraalto.fi/jp/訪問先/アアルト自邸/  @shokunincom  #職人ドットコム #アルヴァアアルト #アアルト #アアルト自邸 #アアルト展 #アアルトデザイン #アルバーアアルト #フィンランドの建築家 #ヘルシンキ #ヘルシンキ旅 #ヘルシンキ一人旅 #ヘルシンキ観光 #ヘルシンキひとり旅 #ヘルシンキ街歩き #ヘルシンキ旅行✈ #ヘルシンキの街 #フィンランドの暮らし #フィンランドデザイン」6月27日 18時50分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 6月27日 18時50分


【アアルト自邸】

フィンランドの建築家であるアルヴァ・アアルトと妻のアイノが自宅兼アトリエとして設計し、約40年間にわたり暮らしたアアルト自邸がヘルシンキの閑静な住宅地にあり、現在も見学することができます。

1934年、アアルト夫妻はヘルシンキ中央駅から北西へ5km、ヘルシンキのムンキニエミ地区のリーヒティエ通りに土地を購入し自分たちの住居を設計し始め、1936年に自邸兼アトリエが完成しました。夫妻は自然の素材を使い、実用性にこだわりながらもシンプルなデザインにすることで、モダン建築をソフトに表現しました。また、自宅を自身で設計することでさまざまな素材や工法を試すこともできたのです。アルヴァ・アアルトは1976年に亡くなるまでこの家で暮らし、その後は後妻のエリッサや彼の親族が住んでいました。建造物保護法で守られているこの建物は、現在はアルヴァ・アアルト財団の所有するミュージアムのうちの一つとなっています。1年を通して約1時間のガイド付きツアーで見学することができ、自邸内にはミュージアムショップもあります。

2021年に世田谷美術館で開催された展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」に足を運び、当時いつかフィンランドに行ったら実際にアアルトが住んでいた家を訪れたいという気持ちが高まっていました。そしてフィンランドへ行くことが決まった際、事前にインターネットから予約し、ヘルシンキ中心地からトラムに乗って私は一人アアルト自邸を訪れました。

その日のその時間帯の参加は、私とフィンランドの親子の2組。もっと多いと聞いていたため、参加した回はラッキーだったのかもしれません。ガイドの女性は日本語を話すことができ、2組をそれぞれ日本語とフィンランド語で交互に案内をしてくれました。案内中は日本語で質問をしたり、もう1組を案内している間は自由に家の中を見て回ったり写真を撮ったりして、想像以上に贅沢にゆったりと見学することができました。ツアーはフィンランド語または英語を覚悟していたため、嬉しい驚きでした。

道路側から見たこの建物は閉鎖的で質素にデザインされていますが、室内は開放的で大きな窓からはやわらかい光と緑が。窓に面した真っ白なアアルトのデスクにはしばらく目を奪われました。仕事場とプライベート空間は、使用する素材を変えることで差別化されています。リビングルームとアトリエは大きな引き戸で仕切られており、窓にはなんとすだれ。ガイドの方が、これらはフィンランドでは一般的ではなく、日本に影響を受けていると教えてくれました。アルヴァ・アアルトは日本に訪れたことこそなかったものの、日本の建築に興味を持ち、北欧の地でも日本人である私が親しみや安心感を感じられるような要素が家のあちこちに散りばめられていました。

この場所を一度訪れたら、日本に帰ってきてからも街なかでアアルトデザイン家具を見かけるたびに北欧の空気や光、あの空間を思い出すことでしょう。見学の際は、ご予約をお忘れなく。

アアルト自邸
https://visit.alvaraalto.fi/jp/訪問先/アアルト自邸/

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2023/6/27

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