岡本健一のインスタグラム(kenichi.okamoto) - 6月20日 01時40分
+ AddicTripS +
K子。's ROOM
・
2023.06.10
interview
at
recording
studio
・
前編
・
はじめて
Addict メンバーに
お会いしたのは 1 月末
都内の
レコーディングスタジオ
でした
そう
先日リリースされた
アルバム
『PARADIGM SHIFT』に
入った 3 曲
(バンドサウンド ver. ) の
レコーディング中で
この日スタジオには
健一さんと
Motm さんの姿が。
ちょうど
「幸せな日々」
「ぬくもり求め」の
歌録りが
行われている最中で
余談ですが
アルバムレビューで書いた
私が「ぬくもり求め」に
一聴惚れしたのは
この時。
とにかく
切なくて熱い
サビのメロディラインと
歌声が
家に帰ってからも
頭の中でずっと
ぐるぐるぐるぐる。
そんな
REC の途中で
健一さんに
お話を聞くことが
できました。
この時点で
まだライヴで
披露されていなかった
「ぬくもり求め」と
その背景や健一さんの
胸の内にあるものについて。
てっきり前回の
ライヴ以降に
できた曲なのかと思いきや
実は
昨年2022 年の6月に
スタジオでのセッションから
生まれたのだという。
志門さんが
ギターリフを作り
「じゃあ
これに合わせてやろうよ
ドラムなんか合わせて」
「俺 適当に歌入れるから」
「じゃあメロディー作ろう」
そんなやりとりで
初めて
フレーズを聴いてから
わずか15 分
スマホ内に残っていた
その時の
動画を見せてくれました。
なにコレ普通に
ある曲なんですけど⁉︎
これ15 分で作った曲!?
歌詞でさえ
デタラメ英語ではあるものの
もうしっかり曲として
成り立ってしまっている。
他のバンドでもそうなのか
どうかはわからないけれど
少なくとも
Addict メンバーの
引き出しの多さと何にでも
何とでもなる対応力
それは経験値なのか
音楽がただただ好きなのか。
どうであれ
テープ起こしをしていて
この時の自分の
「はぁ~~...すごいな」と
発した声を聞いて
こういうのが感嘆の
溜息っていうんだろうなと
我ながら実感。
音楽だけでなく
歌詞のチョイスが
独特なのもある意味
いつものことではあるけれど
この曲は
冒頭からサビの前まで
ひたすら
質問攻めにされる。
(それもまた健一さん
あるあるな気はするけ ど・笑)
どうして来たの？
一人で来たの？
何してきたの？
どこの誰なの？
そこに隠されているのは
目に映っているものが
すべてでは
ないということ。
ライヴに
一緒に来た友達
職場の同僚
波長が合って
楽しい時間を過ごしたり
一日の大半同じ空間で
共にしていても
その人の
パーソナルな内面や背景まで
知っているとは
限らない。
そしてそれは
逆でも言えること。
自分の秘めた内側を
周りの誰も知らないし
見せてもいない。
「自分は
本当はこういうふうに
なりたいんだけど
皆みたいに楽しめたらどれだけ
幸せだろう。
でも傍から見たら
楽しそうに見えていて
でも実は
ぬくもりを求めてる
みたいな」
--それは
心のぬくもりですか？
「本当の 真のぬくもり。
本当だったら...今こうやって
生きてること自体が幸せだって
ことなんだけども
皆が皆
そうじゃないんじゃないかな...
って」
なんともやるせない。
自分は
安全な場所に居たとしても
大切な場所や
かけがえのない家族が
今この時に戦渦の中に
身を置いていたとしたら...
たとえ
笑顔を作っていても
心の中は一瞬たりとも
生きた心地は
していないのだろう。
そして話が
戦争から日本の若者の
自殺者が世界一だという
話になった時
ドキッとしたことがある。
これだけ
戦争に憎しみを抱き
生きていること自体が幸せと
思っているのであれば
生きたくても生きられない
人がいる「のに」と
だから
自ら命を絶つなんて
「間違ってる」と言っても
お かしくない
(現に私はそう思っている)
のだけど
健一さんはこう言った。
「生きられるのに自分から
そっちに... 捨ててしまうって
信じられないんだけども
でも
本人たちにしてみたら
地獄の日々
だったりするんだよね？」
あぁ...岡本健一という人は
こういう人なんだな と。
まずは
その人の気持ちを
大事にして寄り添う。
ちょうど
数日前に会ったという
見た目は男性で
中身が女性の人の話を
してくれた。
・
・
後編に…
・
Written by K子。
・
@atripminds2021
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2023/6/20
