田中ウルヴェ京さんのインスタグラム写真 - (田中ウルヴェ京Instagram)「NHKラジオ深夜便で自分の若い頃の話をさせていただきました。アメリカでの恩師のことを思い出しました。昨年冬。アメリカの大学院でお世話になった恩師が日本にいらっしゃり、なんと20年以上ぶりの再会でした。競技引退直後自分は22歳から日本で代表チームのコーチを始め、いわゆる競技引退後のセカンドキャリアの最初の10年間はシンクロの代表チームコーチでした。当時、素晴らしい選手に恵まれ、シンクロの振り付けを作るのも好きだった自分にとっては充実はしていたのだと思いますが、心の奥で「このままでいいのか、シンクロの自分というアイデンティティーのままでいいのか」という問いがあるものの、そのことに気づかないようにしていたのであろう時期がありました。「シンクロをとったら何もない自分」に気づくのは怖いことでした。そんな時にアメリカに24歳でコーチ留学をし、当時世界一のシンクロクラブでコーチ修行中にSt. Mary’s collegeの大学院を知りました。 Dr. Craig Johnson のCoaching Philosophy の講義は今も印象に残っている講義の1つです。「Who am I?」を考えさせてくれる講義でした。今回日本で再会した時にも、その話をし、Craigから教えていただいた言葉を今も大事にしていると伝えました。 The greatest thing in your life is being who you are と教えてもらったと告げたら「多分、僕が言ったのは privilege in your life is being who you are だと思うけど、greatest も素晴らしいね。そのほうがいいかもしれないな」と言ってくださいました。😆 おそらくですね、単に私の英語力のなさで、privilegeがよくわからず、要するにgreatest thingってことだろうって当時の自分が解釈したんだろうと思います。😅 でも、Craigから教わった様々な学びをずっと大事にしている事は事実。お会いできたことも本当に嬉しかったし、何よりも当時アメリカでそのまま博士課程に行ける能力がなかった自分が、50代になって英文の博士論文をCraigに渡せた事は本当に嬉しかったです。お会いしてる最中も、ずっと中身を興味深く読んで下さいました。🥹 本当にありがとうございました。そして私にとっては、濃い思い出が詰まった大学のマフラーをくださりありがとうございます。 #恩師 #アメリカ留学 #大学院 #saintmaryscollege」6月11日 14時18分