西野亮廣さんのインスタグラム写真 - (西野亮廣Instagram)「. . 【悪い投資】  昨日の記事を読まれた方から「『良い借金』と『悪い借金』の違いは分かりましたが、『良い投資』と『悪い投資』の違いが分かりません。教えてください」というご質問をいただいたので、お答えしたいと思います。   まずは『良い投資』について。   これに関しては、「自己投資」が“ノーリスクでやれる投資”なので正解になってくると思うのですが、それはここで説明するまでもないと思うので、今回は“自己投資以外”で『良い投資』と『悪い投資』について。   まず大前提として、僕は「今は、これがアツイよ」といった“儲け話”は絶対にしません。   「投資は自己責任」とは言うものの、僕が紹介してしまった責任はあると思っていて、そして僕はその責任を取ることができないので、儲け話(特に投棄の話)は絶対にしません。   その上で、突き放すようで申し訳ないですが、「投資」は技術なので、基本的には練習しないと身につきません。 技術も無いのに甘い話に乗らないでください。 カモにされて終わりです。 少なくとも僕が知っている限りでは、「ここに張っておけば間違いない」は無いです。     投資には「相性」があります。 お洋服でイメージすると分かりやすいかも。   「GUCCIのお洋服は素敵だけど、自分には似合わない」という結論は、これまで自分がいろんな服を着てきて、その経験から割り出した結論ですよね?   まだ一度も服を着た経験が無いと「GUCCIの洋服」が自分に似合うかどうか分からない。   投資もそれと同じで「相性」がある。   たとえば、ビットコイン。   目先のお金に走っちゃう人にとっては、時間も精神も削られる代物なので、あんまり相性が良くない。   一方で、目先のお金に走らない人は、「まぁ、上がり下がりするもんだし、この文化がどうなるのか、暇潰しがてら見てみよう」という感じで10年前とかに買って、放ったらかしにして、今、大変なことになってる…というのが普通にある。   僕も2015年〜2016年頃に勉強がてらにビットコインをまとめて買って、今の今まで放ったらかしにしていたので、結構な金額になっています。   値の上がり下がりをそこそこ無視できる人にとっては相性が良いのかもしれません。   このようにビットコインに賭けて大損した人もいれば、得をした人もいる。   これは「銘柄の性格」と「自分の性格」の両方を把握していないと分からないので、投資を一度もしたことがない今の時点で「自分が何に投資すればいいか?」は分かりません。 「人による」といったところです。     ただ、投資経験は無くても、自分が投資した銘柄の価値がみるみる下がっていたら、「やっちまったぁー」となることは想像がつくと思います。   コツコツ稼いで貯めた100万円を投資した銘柄が、日が進むにつれて、90万円、80万円、70万円…と安くなっていったら、ちょっとゾッとしますよね?   「こんなものに投資するんじゃなかったー」となりますよね?   仮にこれを『悪い投資』と呼ぶのであれば、多くの日本人がやっている『悪い投資』の代表格は『銀行にお金を預ける(預金)』です。   稼いだお金で土地・物件を買うことを「不動産に投資する」と言います。 稼いだお金で会社の株を買うことを「株に投資する」と言います。   じゃあ、「稼いだお金を銀行に預ける」は、一体何なのか?   これは「日本円に投資する」ということです。   「不動産に投資する」という選択肢もあるし、「株に投資する」という選択肢もあるし、 「ドルに投資する」という選択肢もある中、 多くの日本人は何も考えずに「日本円に投資」しているんです。   それでいて、「円安」でしょ?   コツコツ稼いで貯めた100万円を投資した“日本円”が、日が進むにつれて、90万円、80万円、70万円…と安くなっているのが今です。が、それに対してゾッとしていないのが多くの日本人です。   自分が投資した銘柄の価値がみるみる下がっているのに、「こんなものに投資するんじゃなかったー」とはなっていないのが多くの日本人です。   多くの日本人は「通帳の残高が増える=自分の資産が増える」と信じきっていますが、当然、『100円で1ドルが買えた時代の100万円』と、『135円出さないと1ドルが買えない現代の100万円』の価値というのは全然違うわけで、「通帳の残高が増えていても、相対的に見ると資産が目減りしている」ということはザラにある。   とにもかくにも、皆さんのお父さんやお母さんが言っている「お金を稼いだら銀行に預けなさい」は「お金を稼いだら日本円に投資しなさい」と同じ意味なので、話半分で聞いておいた方が身のためだと思います。   「銀行にお金を預けることが悪い」と言っているわけじゃなくて、「銀行にお金を預けるというのも投資だよ」という話です。   最新刊『夢と金』には、生きていく上で絶対に必要に「お金」の話について、机上論ではなく、すべて僕自身が経験したことを元に正直に書いています。   是非、読んでください。 そして、大切な人、守りたい人、子供達に贈ってあげてください。」5月6日 8時27分 - japanesehandsome

西野亮廣のインスタグラム(japanesehandsome) - 5月6日 08時27分


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【悪い投資】

昨日の記事を読まれた方から「『良い借金』と『悪い借金』の違いは分かりましたが、『良い投資』と『悪い投資』の違いが分かりません。教えてください」というご質問をいただいたので、お答えしたいと思います。
 
まずは『良い投資』について。
 
これに関しては、「自己投資」が“ノーリスクでやれる投資”なので正解になってくると思うのですが、それはここで説明するまでもないと思うので、今回は“自己投資以外”で『良い投資』と『悪い投資』について。
 
まず大前提として、僕は「今は、これがアツイよ」といった“儲け話”は絶対にしません。
 
「投資は自己責任」とは言うものの、僕が紹介してしまった責任はあると思っていて、そして僕はその責任を取ることができないので、儲け話(特に投棄の話)は絶対にしません。
 
その上で、突き放すようで申し訳ないですが、「投資」は技術なので、基本的には練習しないと身につきません。
技術も無いのに甘い話に乗らないでください。
カモにされて終わりです。
少なくとも僕が知っている限りでは、「ここに張っておけば間違いない」は無いです。
 
 
投資には「相性」があります。
お洋服でイメージすると分かりやすいかも。
 
「GUCCIのお洋服は素敵だけど、自分には似合わない」という結論は、これまで自分がいろんな服を着てきて、その経験から割り出した結論ですよね?
 
まだ一度も服を着た経験が無いと「GUCCIの洋服」が自分に似合うかどうか分からない。
 
投資もそれと同じで「相性」がある。
 
たとえば、ビットコイン。
 
目先のお金に走っちゃう人にとっては、時間も精神も削られる代物なので、あんまり相性が良くない。
 
一方で、目先のお金に走らない人は、「まぁ、上がり下がりするもんだし、この文化がどうなるのか、暇潰しがてら見てみよう」という感じで10年前とかに買って、放ったらかしにして、今、大変なことになってる…というのが普通にある。
 
僕も2015年〜2016年頃に勉強がてらにビットコインをまとめて買って、今の今まで放ったらかしにしていたので、結構な金額になっています。
 
値の上がり下がりをそこそこ無視できる人にとっては相性が良いのかもしれません。
 
このようにビットコインに賭けて大損した人もいれば、得をした人もいる。
 
これは「銘柄の性格」と「自分の性格」の両方を把握していないと分からないので、投資を一度もしたことがない今の時点で「自分が何に投資すればいいか?」は分かりません。
「人による」といったところです。
 
 
ただ、投資経験は無くても、自分が投資した銘柄の価値がみるみる下がっていたら、「やっちまったぁー」となることは想像がつくと思います。
 
コツコツ稼いで貯めた100万円を投資した銘柄が、日が進むにつれて、90万円、80万円、70万円…と安くなっていったら、ちょっとゾッとしますよね?
 
「こんなものに投資するんじゃなかったー」となりますよね?
 
仮にこれを『悪い投資』と呼ぶのであれば、多くの日本人がやっている『悪い投資』の代表格は『銀行にお金を預ける(預金)』です。
 
稼いだお金で土地・物件を買うことを「不動産に投資する」と言います。
稼いだお金で会社の株を買うことを「株に投資する」と言います。
 
じゃあ、「稼いだお金を銀行に預ける」は、一体何なのか?
 
これは「日本円に投資する」ということです。
 
「不動産に投資する」という選択肢もあるし、「株に投資する」という選択肢もあるし、
「ドルに投資する」という選択肢もある中、
多くの日本人は何も考えずに「日本円に投資」しているんです。
 
それでいて、「円安」でしょ?
 
コツコツ稼いで貯めた100万円を投資した“日本円”が、日が進むにつれて、90万円、80万円、70万円…と安くなっているのが今です。が、それに対してゾッとしていないのが多くの日本人です。
 
自分が投資した銘柄の価値がみるみる下がっているのに、「こんなものに投資するんじゃなかったー」とはなっていないのが多くの日本人です。
 
多くの日本人は「通帳の残高が増える=自分の資産が増える」と信じきっていますが、当然、『100円で1ドルが買えた時代の100万円』と、『135円出さないと1ドルが買えない現代の100万円』の価値というのは全然違うわけで、「通帳の残高が増えていても、相対的に見ると資産が目減りしている」ということはザラにある。
 
とにもかくにも、皆さんのお父さんやお母さんが言っている「お金を稼いだら銀行に預けなさい」は「お金を稼いだら日本円に投資しなさい」と同じ意味なので、話半分で聞いておいた方が身のためだと思います。
 
「銀行にお金を預けることが悪い」と言っているわけじゃなくて、「銀行にお金を預けるというのも投資だよ」という話です。
 
最新刊『夢と金』には、生きていく上で絶対に必要に「お金」の話について、机上論ではなく、すべて僕自身が経験したことを元に正直に書いています。
 
是非、読んでください。
そして、大切な人、守りたい人、子供達に贈ってあげてください。


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2023/5/6

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