西野亮廣さんのインスタグラム写真 - (西野亮廣Instagram)「. . 【お金持ちは積極的に「借金」をする】     今日は最新刊『夢と金』の深堀りをしていこうと思います。 今日は『夢と金』の196ページの「お金のイロハ ~借金は悪いもの?~」をピックアップ。   「良い借金」と「悪い借金」についてお話ししたいと思います。   今、この記事をお子さんが読んでくださってくれているなら、そのお子さんに向けてお話しさせていただきますが…この国で生きる以上、多くの大人はあなたに「貯金しろ」と言うと思います。   「お金を貰ったら、とにかく貯金しろ」と。   そして「借金はするな」と言うと思います。   これが多くの日本人の価値観です。   ここで「言葉」を整理したいと思います。 大人の皆様も再確認がてらお付き合いください。   お金の使い方は基本的には4つです。   「貯金」と「消費」と「浪費」と「投資」です。   「貯金」は、お金を預けること。預ける機関によっては「預金」と言ったりもします。   「消費」は、生活していく上で欠かせないモノにお金を使うこと。家賃とか食費とか。   「浪費」は、贅沢や無駄な出費のこと。   「投資」は、リターンが見込まれるものにお金を使うこと。   この4つに加えて「借金」というものがある。これはその名のとおり、お金を借りること。     これらの言葉に対して、日本の大人はどんなイメージを持っているか?   言い方を変えると、“日本の大人が子供達に植え付けている価値観”はどんなものか?   大体の場合、「貯金=良い」「消費=仕方ない」「浪費=あんまり良くない」「投資=怖い。あんまり良くない」「借金=絶対に良くない」といったところです。   だけど、お父さんお母さんには申し訳ないけど(子供の手前、立場が無いんだけど)、その考えは間違っています。  たとえば「貯金」にしても「良い貯金」と「悪い貯金」があって、「借金」にしても「良い借金」と「悪い借金」がある。   なので、「『借金』をしちゃいけない」わけじゃなくて、「『悪い借金』をしちゃいけない」んです。   「じゃあ、悪い借金って何なの?」というところなんですけども、基本的には「消費に使う借金」です。   「家賃を払う為に借金する」とか。   たとえば10万円の家賃を払う為に「10万円」を借りたとする。 それで家賃は無事に払えるけど、借りた10万円は返さなきゃいけない。 ただ、その時、ちょっと多めに返済しなきゃいけないんです。 たとえば10万5000円とか。   そうすると5000円マイナスになる。   なので、基本ルールは「借金」は“増えること”に使わないといけないんです。   お金が増えることにお金を使うことを「投資」と呼ぶのですが、「良い借金」というのは「良い投資」に使う借金を指します。   こういう感じで、「良い借金」と「悪い借金」というのは、借りたお金の使い道で違ってくるんですね。   これ、小学校で教えてあげてください。      そんなこんなで、今日のタイトルの『お金持ちは積極的に「借金」をする』です。   これ、ちょっと気になりますよね?   「え? お金持ちってお金を持ってる人のことでしょ? なんで、お金を借りるの? 自分のお金を使えばいいじゃん」と思う人がいるかもしれない。   これ、全員が全員じゃないので言い切れないんですけども、お金持ちが持っているのは「お金」じゃなくて「資産」だったりするんです。   別荘とか、土地とか、株とか。   「じゃあ、お金は何に使ってるの?」というところなんですけども、彼らの「お金」は「お金が増えること」に使われているんです。   「投資」ですね。   なので、意外と手元にお金が無かったりする。 持ってるお金はほとんど「投資」に回しているからです。 だけど、彼らには社会的信用があるので、銀行からまとまったお金を借りることができるんですね。   銀行から、まとめて10億円とか借りたりしているんです。 そして、「その10億円を全て投資にまわして、15億円を生んで、その後、銀行に10億円チョットを返す」というようなことをしている。   あまりにも極端な例だけど(実際はこんなにサクサク進まないよ)、この場合だと、このお金持ちは、手元に10億円があったら、15億円を作れるわけじゃないですか?   毎月100万円ずつ貯金して、1000ヵ月後に10億円を貯めて、そこから投資を始めるぐらいなら、今、10億円を借金して、今、15億円を作って、今、銀行に10億円チョットを返した方が得なんです。   お金持ちが、お金持ちなのに借金をする理由はコレです。   持っているお金は「投資」に回して、手持ちのお金が無いから「借金」して、それも「投資」にまわす。   つまりお金持ちというのは、投資に使う借金は「得」だと考えているし、「貯金がある」という状態を「損」だと考えている。   ここはメチャクチャ大事なポイントなので、是非、親子で話し合ってみてください。   最新刊『夢と金』は、生きる上で全員が必要になってくる「お金の知識」について書いています。読んだ後は、是非、大切な人、守りたい人に贈ってあげてください。      『夢と金』(西野亮廣)  #写真は新年会でベロベロ酔っ払ってる西野さん」5月5日 8時55分 - japanesehandsome

西野亮廣のインスタグラム(japanesehandsome) - 5月5日 08時55分


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【お金持ちは積極的に「借金」をする】
 
 
今日は最新刊『夢と金』の深堀りをしていこうと思います。
今日は『夢と金』の196ページの「お金のイロハ ~借金は悪いもの?~」をピックアップ。
 
「良い借金」と「悪い借金」についてお話ししたいと思います。
 
今、この記事をお子さんが読んでくださってくれているなら、そのお子さんに向けてお話しさせていただきますが…この国で生きる以上、多くの大人はあなたに「貯金しろ」と言うと思います。
 
「お金を貰ったら、とにかく貯金しろ」と。
 
そして「借金はするな」と言うと思います。
 
これが多くの日本人の価値観です。
 
ここで「言葉」を整理したいと思います。
大人の皆様も再確認がてらお付き合いください。
 
お金の使い方は基本的には4つです。
 
「貯金」と「消費」と「浪費」と「投資」です。
 
「貯金」は、お金を預けること。預ける機関によっては「預金」と言ったりもします。
 
「消費」は、生活していく上で欠かせないモノにお金を使うこと。家賃とか食費とか。
 
「浪費」は、贅沢や無駄な出費のこと。
 
「投資」は、リターンが見込まれるものにお金を使うこと。
 
この4つに加えて「借金」というものがある。これはその名のとおり、お金を借りること。
 
 
これらの言葉に対して、日本の大人はどんなイメージを持っているか?
 
言い方を変えると、“日本の大人が子供達に植え付けている価値観”はどんなものか?
 
大体の場合、「貯金=良い」「消費=仕方ない」「浪費=あんまり良くない」「投資=怖い。あんまり良くない」「借金=絶対に良くない」といったところです。
 
だけど、お父さんお母さんには申し訳ないけど(子供の手前、立場が無いんだけど)、その考えは間違っています。

たとえば「貯金」にしても「良い貯金」と「悪い貯金」があって、「借金」にしても「良い借金」と「悪い借金」がある。
 
なので、「『借金』をしちゃいけない」わけじゃなくて、「『悪い借金』をしちゃいけない」んです。
 
「じゃあ、悪い借金って何なの?」というところなんですけども、基本的には「消費に使う借金」です。
 
「家賃を払う為に借金する」とか。
 
たとえば10万円の家賃を払う為に「10万円」を借りたとする。
それで家賃は無事に払えるけど、借りた10万円は返さなきゃいけない。
ただ、その時、ちょっと多めに返済しなきゃいけないんです。
たとえば10万5000円とか。
 
そうすると5000円マイナスになる。
 
なので、基本ルールは「借金」は“増えること”に使わないといけないんです。
 
お金が増えることにお金を使うことを「投資」と呼ぶのですが、「良い借金」というのは「良い投資」に使う借金を指します。
 
こういう感じで、「良い借金」と「悪い借金」というのは、借りたお金の使い道で違ってくるんですね。
 
これ、小学校で教えてあげてください。
 
 

そんなこんなで、今日のタイトルの『お金持ちは積極的に「借金」をする』です。
 
これ、ちょっと気になりますよね?
 
「え? お金持ちってお金を持ってる人のことでしょ? なんで、お金を借りるの? 自分のお金を使えばいいじゃん」と思う人がいるかもしれない。
 
これ、全員が全員じゃないので言い切れないんですけども、お金持ちが持っているのは「お金」じゃなくて「資産」だったりするんです。
 
別荘とか、土地とか、株とか。
 
「じゃあ、お金は何に使ってるの?」というところなんですけども、彼らの「お金」は「お金が増えること」に使われているんです。
 
「投資」ですね。
 
なので、意外と手元にお金が無かったりする。
持ってるお金はほとんど「投資」に回しているからです。
だけど、彼らには社会的信用があるので、銀行からまとまったお金を借りることができるんですね。
 
銀行から、まとめて10億円とか借りたりしているんです。
そして、「その10億円を全て投資にまわして、15億円を生んで、その後、銀行に10億円チョットを返す」というようなことをしている。
 
あまりにも極端な例だけど(実際はこんなにサクサク進まないよ)、この場合だと、このお金持ちは、手元に10億円があったら、15億円を作れるわけじゃないですか?
 
毎月100万円ずつ貯金して、1000ヵ月後に10億円を貯めて、そこから投資を始めるぐらいなら、今、10億円を借金して、今、15億円を作って、今、銀行に10億円チョットを返した方が得なんです。
 
お金持ちが、お金持ちなのに借金をする理由はコレです。
 
持っているお金は「投資」に回して、手持ちのお金が無いから「借金」して、それも「投資」にまわす。
 
つまりお金持ちというのは、投資に使う借金は「得」だと考えているし、「貯金がある」という状態を「損」だと考えている。
 
ここはメチャクチャ大事なポイントなので、是非、親子で話し合ってみてください。
 
最新刊『夢と金』は、生きる上で全員が必要になってくる「お金の知識」について書いています。読んだ後は、是非、大切な人、守りたい人に贈ってあげてください。
 
 

『夢と金』(西野亮廣)

#写真は新年会でベロベロ酔っ払ってる西野さん


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2023/5/5

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