大桃美代子のインスタグラム(miyoko_omomo) - 5月5日 12時55分


星野リゾート「界 雲仙」のSDGs

SDGsは「持続可能な開発目標」の英語の頭文字でSDGsです。

もともと、エコ、サスティナブル、ウェルビーイングなども入るため

幅広い概念です。

星野リゾートはSDGsよりCSVを打ち出しています。

CSVは(Creating Shared Value)の略で、

ハーバードのマイケルポーター教授が提唱した経営戦略です。

大企業の経営陣と食事をしたのですが、

「うちもSDGsよりCSVだよ」とおっしゃっていました。

違いは?と言われると重複していることろが多いのですが、

社会課題の解決と事業を(利益を作り出しつつ)両立する、と言う所。

google,インテルなどでも実践されていて、

日本でも取り組む企業が増えています。

共通価値の創造がCSVです。

日本の3方よしに近い考え方です。

界 雲仙の取り組みとして注目は、

地熱を活用した「燗付け」です。

温かいお酒が出てきそうな名前ですが、

雲仙地獄の地熱を利用した熱循環システムです。

地獄の中に、ポンプを埋めて

その中をお湯が移動し、

建物の中に引き入れ、

空調や、給湯をして使い、

冷めた熱をヒートポンプに戻すと

また温められ、新たな熱が生まれる、

熱循環システムです。

これで化石燃料を使わず、二酸化炭素の排出量もゼロになる。

この取り組みにより、界 雲仙では自然エネルギー自給率を50%以上にすることを目標としているそう。

地獄の地熱が、

「燗付け」という給湯システムが、

また注目されています。

地熱の発生所に近いという自然環境を

経済価値、ブランド価値に高めている。

利用者は

「環境にやさしい企業を応援したい」という世界の流れの中で

企業理念や活動を見て選択するようになっています。

世界的な流れであり、

インバウンド(海外からの旅行客)も行き先、

宿を選ぶときの選択肢になっていて

ブランド価値は、CSV,SDGsの取り組みが鍵になると思っています。

というか、なっています。

旅行する人も、

自分が行った後に、その場所が良くなるような行動を目指すようになるでしょう。

おてつ旅、など自己価値を上げる旅行の仕方が話題となっているのは

時代の流れなのです。

星のや 竹富島に行った時も、

ビーチクリーニングが有料アクティビティーになっていましたし、

海水を真水に変えて熱循環システムを構築、

実験中でした。

働く人が、誇れる企業価値。

「規模の大きい会社だからできるんだよ〜」

と言う声が聞こえてきますが、

機械を導入するような大きなことでなくても、

朝、会社の前を掃除して

ご近所さんが気持ちいいように、、、、

と言うことでも、SDGsなのです。

ご近所の「いい人戦略」で自己価値を高められる。

自分の半径、1.5メートル以内から始められることがあります。

毎回、星野リゾートさんの取り組は

「ほ〜、なるほど〜」と

感心させられるのです。

スタッフが若いこと、

地元の宝を探す会議で「意見、アイディアを述べること」

どんなことも、否定しない社風が成長の鍵。

自主性が高いのが、就職先として選ばれるのでしょうね。

SDGsの意識、中小企業にこそ必要なのです。

界 雲仙の「燗付け」

地熱を活用してガッチリ!でした。

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2023/5/5

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