宮下舞花のインスタグラム(maikamaimaika) - 4月3日 18時32分


宮下舞花、初主演作品
#東京ミュージカル
無事終演致しました✨🗼

終演後したためていたものを…遅くなりましたが投稿です🙇‍♀️とても長いのでお時間ある時にでもお読みいただけたら幸いです🥰
(長すぎて分割投稿、第一弾♡🙇‍♀️)

染谷茜として、
伊藤はるかとして生きた日々は
純粋で
真っ直ぐで
苦しくて
愛しくて
切なくて
輝いていて
美しかった。
そんな感覚でした。

この作品は『絶望』と『希望』が1幕と2幕で散りばめられていました。

【1幕】
戦前から戦後に生きた染谷茜。
好きな赤い服も、夢さえも制限される日々。
そんな中出逢った愛しい人に真っ直ぐに恋をして。結婚して。
お腹に2人の宝も授かって、そんな中…
戦争で清さんは特攻に行ってしまいました。

ただ清さんと生きられたら…好きなジャズを、2人で聴いて、歌えたら。
見送ることしか、毎日空を見上げ、祈ることしかできなかった。
それが本当に苦しかったです。

清さんと離れ離れになり、
娘の幸を1人で育てる日々になった茜

♪〜違う時代なら 離れずに暮らせるの?
夫婦は2人で1人 私たちも2人で1人〜♪

彼女の素直さ、願い
そして自分自身を励ます、
私は1人じゃないという気持ち。

全てがこもったM12の手紙というナンバー、この台詞は特に演じる上でとても大切にしていました。

どんな時も清さんを感じでいたくて。
小道具で清さんの写真を作っていただいて持たせてもらったり。

東京大空襲のシーンで、姉さんとも父さん母さんとも離れ離れになってしまって…東京は火の海、目の前には火に苦しむ人も逃げ惑う人もたくさんいる中で
恐ろしい光景の中で私は幸を抱いて…
清さん、清さん…とつぶやくことしかできなかったけど。そんな時も清さんを、そして優しい歌声や送ってくれたジャズを感じて1人じゃないと励まされていました。

1幕ラストナンバー
終戦をむかえて、清さんも4度目の特攻で亡くなり、焼け野原になった東京で放つ
茜の最後のソロ。

『私たちにあるのは 明日への希望だけ
時代は変わってゆくのだ』 

絶望の中で、そう言える茜の強さに
台本、譜面をいただいた時にとても感銘を受けて。
茜の強さと気持ちを絶対になにより大切に届けたいと思ったシーンでした。
1番辛く苦しい場所でもありましたが、右手に感じる幸の温もり、左手に感じる成美姉さんの温もりに『生きる』意味をもらえたから。
立ちあがろうと思えたのだな…と本番を終えて感じています。

  
【2幕】
描かれる時代が現代に。
歌手として、夢を叶えた伊藤はるか。
赤い服を着て
『こころから 好きなことだけ
命かけて やりたいことだけ
私にむいたスペシャルなことだけ
身につけたいの♪』
自分の想いを隠すことなく、
かつてはジャズと言われていたジャンルの音楽で表現をするはるか。

新曲の作曲家、登さんと運命の出逢い
すぐ恋に落ちて。
仕事でフィリピンに行くという恋人の登さんに
真っ直ぐ、そばに、一緒にいて欲しいと言えたはるか。
離れずに暮らすことを選択できる時代に生きてる。行かないでって言える幸せ。

私はどうしても…
生まれ変わりであると感じて演じていました。
(ハマナカ先生は生まれ変わりではないかもしれないと、それぞれの感じ方に委ねるとおっしゃっていました☺️)

違う時代で、自由に、愛しい人達と居られる喜びを、はるかとして全身で感じていました。
そして、1幕を通して演じるからこそ、すぐそばにある日常の中に溢れる幸せを尊く感じられました。

中でもその感情を強く感じたのは
伊藤家、家族でお祝いに食事に行くシーンでした🍽
千穐楽は涙を堪えるのが大変なほど、家族が愛おしく他愛もない時間がたまらなく幸せで。

ママのとろけそうな笑顔
パパの家族まるっと包み込む穏やかな雰囲気
お姉ちゃんのは伊藤家の太陽であり希望

一生忘れないだろうなぁあの感覚。
本当に大切な本当の家族でした👨‍👩‍👧‍👧♡

本編ラスト
レコーディングのシーンで任せていただいたナンバー『時代』。
登さんが交通事故で亡くなるかもしれない…そんな中でレコーディングに挑みました。

この作品のテーマである
『人は時代に生きてゆく 人は時代と生きてゆく』
何度も繰り返しこの曲で出てくる言葉でした。

登さんに対してだけではなく

茜として生きた人生
過去から受け継いだ想いを感じながら
はるかとして懸命に届けました。

沢山の方から『時代』、心に残ったよ
涙したよとお声をいただき。
本当に嬉しく思います。

第二弾へ続く…


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2023/4/3

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