市原隼人のインスタグラム(hayato_ichihara) - 4月23日 11時38分

何年生きても、知らない事、知らない場所だらけ。
新たな出来事や地や感情に触れる瞬間を、誰かのものさしではなく自分の経験で見る。
永遠のテーマである“こだわり”なのか“わがまま”か？を自問自答し葛藤しながら、そんな時間の繰り返し。

人生は長い航海であり、乗り込んだらやり遂げるまで帰りたくはない。目の前のことに本気で必死に一生懸命向かっていないと、生きている事が恥ずかしいと思ってしまう。

荒波が起きたら、全て自分のせいにするベクトルを胸に必死に乗り越える。その繰り返し。

漕いでいないと倒れてしまう自転車みたい。笑

20代前半の頃は作品が決まるたびに、プレッシャーに潰されそうになり、寝れなくて、吐いてしまったり、そんな想いを断ち切ろうと夜中に走ったり、部屋の隅で1人膝を抱えながらシクシク泣いていた。

感情が商売道具であり、その生み出し方は誰かに伝えられたり共有しきれないものがあり、芝居は虚像であり砂の彫刻を創る集団であり孤独な世界でありながら親の死に目にも逢えない職業だと言われ、結果よりまずプロセスを問いながら、何がなんでもやり遂げないとならない様々な船に乗りつづける。

これから俺はあと何回、どんな船に乗るんだろうか。楽しみにしとこう。

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