岡田梨沙のインスタグラム(risarisapurdie) - 1月6日 23時06分


👑『RISA LAND』リリーススペシャルショウまであと10日‼️

ぼちぼち続けておりました、全曲解説振り返りもラストです☺️

M10. 冬をとめて

作詞 関取花
作曲 谷口雄

の並びを見た時の感動は今でも忘れません。
わたしを介してミュージシャン同士が繋がったり、新しい作品が生まれることが私にとってこの上ないしあわせだと改めて。
『RISA LAND』はそういうアルバムです。やりたかったことが出来ました。作って良かった。

「冬をとめて」
Arranged by 谷口雄
Drums, Vocals : RISA COOPER
Bass : 松木俊郎
Electric Guitar : 渡瀬賢吾(bjons)
Piano : 谷口雄
Congas : 朝倉真司

✍️
自分自身の活動でも最も長くお世話になっている谷ぴょんが作曲ということで、メロディーに身を委ねたら自然と歌詞が出てきました。15分くらいで書けた気がします。
アルバムのリリース時期に合わせて、「冬がやってくるのはもう止められないけれど、本当はまだ来てほしくない」と願う切ない思いを、季節と重ねながら歌詞にしました。変わり行く空の色、頬をなでる孤独な風、どこかからっぽな街の匂い。自分だけが世界から置き去りにされているような、そんな寂しさやむなしさを含んだどうしようもない気持ちを感じとっていただけたら嬉しいです。
自分で仮歌を入れた時は、言葉をもう戻らない時間と共にぽつりぽつりと置いていくようなイメージで歌ったのですが、りっちゃんの歌が入った完成形を聴いたら、サビの語尾をスタッカート気味で歌っていて、「まだ行かないで」と少女のように訴える無邪気さを勝手ながら感じました。自分が想像していたのとはまた違うストーリーが歌詞に生まれて、音楽ってやっぱり面白いなあと思いました。
あらためて、素敵な楽曲作りにお声がけいただけて光栄でした。ありがとうございました。

関取 花

✍️
「冬をとめて」、そして「RISA LAND」によせて

 リサ・クーパーからソロ作録音の計画を初めて聞いたのは、去年の春頃だったか。ライブの予定が飛びに飛んで、修正テープを買うべきかそれとも手帳を買い換えるべきか財布と相談していたような頃だったから、リサ・クーパーのポジティブさに、少し救われる気分だったのを覚えている。
 有言実行、その年の秋に7インチ・シングルでデビュー。インストアイベントやライブハウスへの出演を重ねる中で、リサ・クーパーの中で創作意欲が沸々と湧いているのを感じていた。渋谷でのライブの帰り道、実はアルバムを作りたいんだよね、という話を聞いて、「じゃあ俺、曲書くよ!」とうっかり軽口を叩いてしまった。その日の昼食が「オムライスとエビフライ〜唐揚げにポテトフライを添えて〜」という恐ろしくIQの低いセットだったこともあり、私の口はだいぶ滑らかだった模様。
 「冬をとめて」を書き上げたのは年明けすぐのことだったが、一体どうやって書いたのか、正直なところ、はっきりとは覚えていない。「曲が降りてきた」ようなドラマチックなものではなく、ピアノを弾きながら気持ちの良いコードを探っていて、気付いたら出来上がっていた、という類のものだったと思う。
 最初のデモ・テープには『Webb』という仮タイトルが付いている。敬愛するジミー・ウェッブ−確かにコード進行は多大な影響を受けている−から拝借したのかのかもしれないし、「クモの巣」を意味する「Web」を捩ったものだったかもしれない。
 リサ・クーパーのバイタリティは、ときに周囲の人々をポジティブに巻き込んで、その輪を押し広げていく。彼女を中心に人々が放射状に繋がりあって、このアルバムを形成している。そう思うと『Webb』という仮タイトルは、随分と示唆的なもののように思えてくる(別にリサ・クーパーが女王蜘蛛である、ということではなく)。
 レコーディングには素晴らしいミュージシャンたちが参加してくれた。中でも「作曲:谷口雄 作詞:関取花」のクレジットには万感の思い。曲もアレンジも仕上がった状態で、歌詞だけが宙ぶらりんだったのだが、リサ・クーパーが思い切って花ちゃんに助けを求め、驚くべきスピードで書き上げてくれた。長い付き合いになるが、共作は初めてのこと。季節感と手触りの温度、言葉のリズム感を楽曲にもたらしてくれた。この場を借りて改めて感謝したい。
 『RISA LAND』のリリースが発表になってすぐにこの原稿を書いているが、すでにリサ・クーパーを中心とした輪がより一層広がっているのを感じる。ミュージシャンもエンジニアも、写真家もデザイナーも、そしてリスナーまでをも巻き込んで、きっと本人が思っている以上に、『RISA LAND』の領地はこれからどんどん拡大していくのだろう。アルバム最後の曲を飾らせてもらえたことは光栄だが、願わくばもう一度『BE ALRIGHT』から、リピートして聴いてみてほしい。リサ・クーパーの世界を、何度でも味わってほしいから。

谷口雄


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2022/1/6

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