平泉春奈のインスタグラム(hiraizumiharuna0204) - 2月28日 20時00分
『彼と彼女の約束事』
大きな手のひらが乳房を掴み、ネットリとした舌が足の付け根をゆっくり這う。湿度120%に達した私の中心部分は早く触れられたくて、叫び声を上げながら疼き続ける。彼はわざとそこを避けながら、指先と舌先で喘ぐ私を責め続けた。
「あ、もう……早く」
「まだダメ」
「んっ、もう……焦らさないで」
「もっと気持ち良くなれるから。黙ってされてなさい」
「あっ……ん……ふふ、報復のつもり?」
「ん〜、そんなんじゃなくて……」
彼はそう言いながら、屹立した小さな突起部分を素早く舐め上げた。
「ああっ……!」
身体中が急激に迫り上がる快楽に震える。
「最大限のお返しだよ。きみが俺にくれたものへの」
【約束その①】
前戯はそれぞれ最低1時間。お互い同じ分だけ味わい尽くす。
*
「あ〜、気持ちよかった……」
「ははっ、それは良かった。ストレートな感想は嬉しいもんだね」
「だって……啓介さん最高過ぎるよ。もうなに?さっきのテクニック。どこで覚えてきたの?」
「それは企業秘密です」
彼は裸で放心状態になった私に覆い被さり、まだ熱のこもった唇を私の半開きの唇に重ねた。そのスマートな行動に思わず脱帽してしまう。
【約束その②】
極力異性の話はしない。
*
「じゃ、そろそろ行こうか」
「うーん、もう一回しない?」
「でも、あと15分しかないよ?」
「立ったまま。……脱がずに」
「それは……エロいな」
【約束その③】
セックスにおけるワガママはなるべく聞く。
*
「はい、これ私の分」
「あ、今日はいいよ。俺が出すから」
「だーめ。約束でしょ?」
「……分かった。では遠慮なく」
【約束その④】
ホテル代は必ず割り勘。
*
「今日も最高でした。いつもありがとう」
「いや、こちらこそ。花音さんのおかげで毎日頑張れてます」
「うふふ。じゃあ……また」
「うん。またね」
【約束その⑤】
お互い感謝を伝え合うが愛の言葉は伝えない。次会う明確な約束はしない。
*
早朝の冷たいモヤがかかった街は静まりかえっていて、一瞬にして私達の間に起きたことを飲み込んだ。さっきまで汗ばみ火照っていた身体は、一歩、また一歩と足を踏み出す度に冷たく乾いていく。
私は彼との関係を虚しく感じているのだろうか。こんな朝は、ふと自分の心に問いかけたくなる。でもいつだって答えは「NO」だった。寂しさも虚しさも、誰にも見せず別の場所でそっと抱えてる。だから私は、まだこれを求めてしまう。
たとえそれが刹那的なものであったとしても。
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人間同士の関係というのは、一言で片付かない場合もあります。家族、恋人、友達、知り合い、同級生、幼馴染、同期、先輩、後輩…たとえそんな肩書きがあったとしても、その中でも個々の関係性は千差万別なのです。
それを他人がどうこう言うことではないけれど、自分の中でだけはきちんと納得し、ある程度自分の気持ちと折り合いをつけていけたらいいですよね。
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2021/2/28