北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 1月18日 19時02分


【スタッフコラム】息子と空手と、自信。
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息子が、空手をはじめてしばらく経ちます。

道場見学へ行った日。
先生が、優しさと厳しさの両方をもって
どの子にも気持ちよく接している姿や、
元気に挨拶する子どもたちを見て
「かっこいいね」とはじめることに。

でも、そこからは
なかなか親子共々思うようにはいかず……。

見よう見まねで基本となる形(かた)を覚えようにも、
どう覚えればいいのか混乱。
右と左が反対になったり、出す足・角度が違ったり。

「むずかしかった」という感想を残して
稽古を終える日が続きました。

そんなある日、
「○○くんは、自分の頭で考えてみて『分かる』と、
身体が動くみたいですね。
時間は少しかかっても、できるようになります」
という言葉が先生から。

「きっと動きはもう分かっているから、ゆっくり、
一つ一つを思い出させながら練習してみてください」
というアドバイスは、
お手本の形をその通りのテンポで
真似することをすすめていた私にとって、
ハッとさせられるものでした。

少しずつかたちになり、また練習をし、
稽古で褒められたり修正されたりして、
数ヶ月たった頃に一つの基本となる形が
身体に入ってきた様子。

同時に、最初の頃のゆらゆらと
不安そうな面持ちからはずいぶん変わり、
本人からも「空手で、◎◎しているときが楽しいよ!」と声が。

こうして、息子が自信をつけていく過程を
目の当たりにした数ヶ月でもありました。

形の練習を通して言っていたことがあります。
最初からできないのは当たり前だよ。
一つ一つゆっくりでいいから、やってみよう。
大丈夫、見ているよ。失敗したっていいよ。
まず、やってみよう。

この数ヶ月、何度もかけることのあった言葉は多分、
言うたびに自分にも返ってきているものだったなあと、
いま思います。

仕事でも暮らしでも、やってみるから、分かる。
分からないことは当たり前にあるし、
躓きが長く続くことも多い。でも、やってみるから、
進んだり戻ったりしながらも、自分の中にたまっていく。

そうやってちょっとずつ身体に浸透させて、
じわじわ体感することが、
信じることや優しさになっていくのかもしれない。

そんなふうに、息子の空手経験を側でみながら、
じぶんの今を見つめたくなっています。
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(テキスト:スタッフ斎藤)
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2021/1/18

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