高橋響のインスタグラム(monell_0512) - 12月19日 03時11分

2020年12月16日(水)に1st-full album『生活のニュース』が発売されました。このアルバムは本当に大切な1枚です。ちょっと感傷に浸りつつ振り返りたいと思います(長いので読まなくていいよ)。
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未だに自分が作った曲を聴いてもらえたり、褒められたり、自分のやる事に沢山の大人が協力してくれたり…それら全てに現実味を持てずにいます。なぜなら僕はただの音楽やライブが好きな大学生だからです("ただの"って言い方は良くないかもしれませんが、他意はありません)。皆と同じ様に学校終わりにひとりでライブハウスへ向かいカバンや制服をクロークに詰めて「ひとりで500円は厳し〜」と思ったりしていましたし(これは高校生の頃ね)、Tシャツになるタイミングが早すぎて凍えながら整理番号順に並んだり、なんだかドリンクチケットを使えずに財布に貯めてしまったり(本当はダメです)、好きなバンドの物販で「いつも聴いてます！」と言うものの上手く話せずにヘコんだり、アンコールが始まる前に終電の時間をコソッと調べて少し焦ったりしていました。皆さんも想像して下さい。自分が急に観る立場から観られる立場になる事を…しかもなんだかすごく大きなステージに立たせて貰ったりタワレコメンに選ばれたり街の大きな画面にMVが映ったりするんです。コレってもの凄く嬉しい反面、怖い事ですよね。そんな大袈裟な事じゃなくても恐怖&嬉しさを感じる瞬間は沢山あります。例えば"CDショップに自分のCDを置いて貰っていること"ここまでは誰でも「自分なんかのCDが店頭に…」と思います。しかし僕は店頭に並んでる自分のCDを見て「このセーファー(万引き防止のケースみたいなやつ)ひとつひとつお店の人が付けたんだな…仕事とはいえ自分なんかの為に…」と思います。謙虚とかではなくバンド活動のすべてを脳が処理し切れていないだけなのです。
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しかし、そもそもCody・Lee(李)はメンバーと作り上げているので過剰な自信の無さはメンバーを下げてしまうとも思っています。これも持ち前のネガティブ・リスクマネジメント能力です。言い方を変えましょう。『生活のニュース』をCody・Lee(李)のメンバーと作り上げた事で少しだけ自分に自信が持てました。
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これからも頑張りますが僕はずっとこんな感じの精神性で活動していくと思います。良く言えば皆様と非常に近い目線で物事を見る事が出来ていると思います。アーティストとしてではなくリスナーとしての感覚の方が僕は強いと思うので。カリスマ性も惹きつける力もないこんな僕ですけど見捨てないで欲しいです。その分、精一杯努力します。矛盾していますがそんな気持ちです。
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来年2月からは「体温の確かめ方 TOUR'21」も始まります！ツアー会場の近くのコンビニで僕を見かけたら是非励ましてあげてください。皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

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