DJ AIKO 62のインスタグラム(djaiko62) - 10月25日 17時52分

1894 Visions ルドン、ロートレック展
三菱一号館美術館
10月24日〜2021年1月17日

三菱一号館美術館の開館10周年にあたる今年最後の特別展を見てきました。

重厚な雰囲気の建物はジョサイア・コンドルによる設計、丸の内の顔と言っても良いアイコン的な存在です。1894年に丸の内初のオフィスビルとして竣工しましたが、1890年に三菱社が政府から払い下げをうけた頃は一帯はひどく寂れていたというから驚きです。

そんな1894年を一つの軸として、三菱一号館美術館の主要コレクションの一つでもあるルドン、ロートレックの作品を中心に、共同企画をした岐阜県美術館のルドンコレクション、ゴーガンも加わり、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ミレー、モネ…そして日本の明治洋画にもスポットが当てられています。

三菱一号館の雰囲気も相まって、一枚一枚に見入っていたらあっという間に時間が過ぎていました。本来は「1894 Visions ルドン、ロートレックとソフィ・カル展」として、フランスを代表する現代作家を迎えたコラボ展示となる予定でしたがコロナ渦により急遽内容が変更に。ソフィ・カルからのメッセージも途中読むことができるので、見逃さないでくださいね。ウィットに富んでいて、これを読むことで4年後に延期となったソフィ・カルの展示も私はさらに楽しみになりました。

休館日・開館時間・入館料やお得なチケット、日時指定券などに関しては公式サイトをご確認ください。

＊内覧会時に申請・許可を得て撮影をしています。転載・転用はできません。

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