有泉智子さんのインスタグラム写真 - (有泉智子Instagram)「ビバラ!オンライン 2020、3日間終了しました。画面越しに参加してくれたすべてのみなさん、関わってくださったすべてのスタッフのみなさん、そして、無観客・生配信のフェスという難しい環境の中で、最高に気持ちのこもったライブを、表現を繰り広げてくれたアーティストのみなさん、本当に本当に、本当にありがとうございました!!!   開催期間の数日前から、この期間に来館するすべての方に毎日、検温含めた体調アンケートへのご回答をお願いし、当日も入館前に検温&アンケート、常にマスク&こまめな消毒&会場の換気は当然のこと、楽屋の作り方、お弁当や飲み物の提供の仕方、出演者とそのスタッフ陣の迅速な退館などなど、本当にたくさんのご協力をいただき、様々な対策を講じながら開催しました。オンラインでやることを決意してからここに至るまでにもいろんなことがありましたが、それはプロデューサーの鹿野が次のMUSICAで書くと思いますので、そちらを読んでください。  テレフォンズの石毛くんがMCで話した通り、私と鹿野は3日間、各々のオペレーション上どうしてもその場にいられない時以外は、すべてのアーティストのライブを、ステージ正面で見させてもらいました。  トークでも少し話しましたが、無観客での生配信ライブというのは、アーティストにとって決して簡単なことではありません。オーディエンスのみなさんが目の前にいない、今この瞬間に自分達が歌い鳴らしている表現に対して反応が得られない、オーディエンスとのエネルギーの対流やコミュニケーションも起きない環境の中でライブをやるのはやっぱり不安も難しさもとてもあるし(そもそもそれは「ライブ」なのかという問いも当然あります)、しかもワンマンのような環境ではなく、フェスという、要は入れ替わりステージに入り、短い時間でサウンドチェックしてそのまま本番に臨むという環境下でそれをやるのは、さらにハードルが上がります。 そういう難しい状況でもビバラ!オンラインに出ることを決断してくれたアーティスト、バンドに対して、なおかつ初めて無観客・生配信ライブに臨んでくれるバンドも多い中で、どうしたら少しでもライブをやりやすい環境を作れるだろう?とスタッフで考えた結果、そのためのひとつとして、鹿野と私はちゃんとバンドの目の前でライブを観よう、ちゃんとみなさんの表現をダイレクトに受け止めさせてもらおう、ということに至りました。  もちろん、すべてのアーティストがカメラの向こうで観ているみなさんに向かってライブをやっていましたし(これは綺麗事じゃなくて本当にそうなんです)、それ以前に鹿野と私がオーディエンスのみなさんの代わりになるとも全く思ってません。そんなことは不可能です。でも、ステージ上のアーティストたちに対して、あなたが歌い鳴らしている音楽を、表現を、今この瞬間ちゃんと受け取っている人間がいるよということをほんの少しだけでも実感してもらえたらいいなと思ったし、これは本当に傲慢な考え方だと承知の上ですがステージ上のみんなを一人にしたくないという気持ちもありました。  だけど。  結果的に、この3日間どのアーティストからも貰ってばっかりだったなと思っています。本来この場にいるべきみなさんにはオンラインという形を強いてしまったにもかかわらず、すごく正直に言えば、5ヶ月ぶりにライブハウスでロックバンドが歌い鳴らす音を全身で感じて、生き返ったような気持ちになりました。もちろん毎日生きていたけれど、この5ヶ月の間も相変わらず様々な音楽にたくさんたくさん力をもらっていたし心躍らせていたけれど、そして大変な思いをしている人が大勢いる中で自分はありがたいことに仕事も生活もできているけれど、でも圧倒的に欠けていたものがあったことを改めて感じたし、その穴が埋まっていく感覚がありました。本当にこの3日間の中でたくさんのものを貰いました。感謝しかありません。  そして。  1枚目の写真はステージ前のフロアの写真です。 この場所は、この3日間画面の前で観てくれていたみなさんの場所です。ライブハウスのフロアは、ステージの前に広がるこの場所は、フェスの空間は、みなさんの場所です。それを強く思い続けた3日間でもありました。 少しでも早く、またこの場所にみなさんが戻ってくることができる日を、そして自分もその場を分かち合うことができる日がくることを、願わずにはいられません。  アーティスト達が今回の特殊なステージで本当にいい表情で音楽を奏でている姿を見ることができて、開催してよかったなと思えました。やってよかったと言ってくれたことにもホッとしました。「表現する場所を作ってくれてありがとう」という言葉をもらって、こちらのほうがありがとうなのに!と思いながら泣いたこともありました。でも同時に、言うまでもなく一番重要なのは、ビバラ!オンラインを観てくれたみなさんがどう感じたのか? みなさんに楽しんでもらえたのか?ということです。だからぜひ率直な意見をビバラに寄せてもらえますよう、主催チームのひとりとしてお願いさせてください。よろしくお願いします。  ただみなさんへの感謝を伝えるつもりで書き始めたのに、とんだ長文になりました…。  とにもかくにも、本当にみなさん、ありがとうございました!!!!!」8月3日 2時34分 - tomoko_ary

有泉智子のインスタグラム(tomoko_ary) - 8月3日 02時34分


ビバラ!オンライン 2020、3日間終了しました。画面越しに参加してくれたすべてのみなさん、関わってくださったすべてのスタッフのみなさん、そして、無観客・生配信のフェスという難しい環境の中で、最高に気持ちのこもったライブを、表現を繰り広げてくれたアーティストのみなさん、本当に本当に、本当にありがとうございました!!! 

開催期間の数日前から、この期間に来館するすべての方に毎日、検温含めた体調アンケートへのご回答をお願いし、当日も入館前に検温&アンケート、常にマスク&こまめな消毒&会場の換気は当然のこと、楽屋の作り方、お弁当や飲み物の提供の仕方、出演者とそのスタッフ陣の迅速な退館などなど、本当にたくさんのご協力をいただき、様々な対策を講じながら開催しました。オンラインでやることを決意してからここに至るまでにもいろんなことがありましたが、それはプロデューサーの鹿野が次のMUSICAで書くと思いますので、そちらを読んでください。

テレフォンズの石毛くんがMCで話した通り、私と鹿野は3日間、各々のオペレーション上どうしてもその場にいられない時以外は、すべてのアーティストのライブを、ステージ正面で見させてもらいました。

トークでも少し話しましたが、無観客での生配信ライブというのは、アーティストにとって決して簡単なことではありません。オーディエンスのみなさんが目の前にいない、今この瞬間に自分達が歌い鳴らしている表現に対して反応が得られない、オーディエンスとのエネルギーの対流やコミュニケーションも起きない環境の中でライブをやるのはやっぱり不安も難しさもとてもあるし(そもそもそれは「ライブ」なのかという問いも当然あります)、しかもワンマンのような環境ではなく、フェスという、要は入れ替わりステージに入り、短い時間でサウンドチェックしてそのまま本番に臨むという環境下でそれをやるのは、さらにハードルが上がります。
そういう難しい状況でもビバラ!オンラインに出ることを決断してくれたアーティスト、バンドに対して、なおかつ初めて無観客・生配信ライブに臨んでくれるバンドも多い中で、どうしたら少しでもライブをやりやすい環境を作れるだろう?とスタッフで考えた結果、そのためのひとつとして、鹿野と私はちゃんとバンドの目の前でライブを観よう、ちゃんとみなさんの表現をダイレクトに受け止めさせてもらおう、ということに至りました。

もちろん、すべてのアーティストがカメラの向こうで観ているみなさんに向かってライブをやっていましたし(これは綺麗事じゃなくて本当にそうなんです)、それ以前に鹿野と私がオーディエンスのみなさんの代わりになるとも全く思ってません。そんなことは不可能です。でも、ステージ上のアーティストたちに対して、あなたが歌い鳴らしている音楽を、表現を、今この瞬間ちゃんと受け取っている人間がいるよということをほんの少しだけでも実感してもらえたらいいなと思ったし、これは本当に傲慢な考え方だと承知の上ですがステージ上のみんなを一人にしたくないという気持ちもありました。

だけど。

結果的に、この3日間どのアーティストからも貰ってばっかりだったなと思っています。本来この場にいるべきみなさんにはオンラインという形を強いてしまったにもかかわらず、すごく正直に言えば、5ヶ月ぶりにライブハウスでロックバンドが歌い鳴らす音を全身で感じて、生き返ったような気持ちになりました。もちろん毎日生きていたけれど、この5ヶ月の間も相変わらず様々な音楽にたくさんたくさん力をもらっていたし心躍らせていたけれど、そして大変な思いをしている人が大勢いる中で自分はありがたいことに仕事も生活もできているけれど、でも圧倒的に欠けていたものがあったことを改めて感じたし、その穴が埋まっていく感覚がありました。本当にこの3日間の中でたくさんのものを貰いました。感謝しかありません。

そして。

1枚目の写真はステージ前のフロアの写真です。
この場所は、この3日間画面の前で観てくれていたみなさんの場所です。ライブハウスのフロアは、ステージの前に広がるこの場所は、フェスの空間は、みなさんの場所です。それを強く思い続けた3日間でもありました。
少しでも早く、またこの場所にみなさんが戻ってくることができる日を、そして自分もその場を分かち合うことができる日がくることを、願わずにはいられません。

アーティスト達が今回の特殊なステージで本当にいい表情で音楽を奏でている姿を見ることができて、開催してよかったなと思えました。やってよかったと言ってくれたことにもホッとしました。「表現する場所を作ってくれてありがとう」という言葉をもらって、こちらのほうがありがとうなのに!と思いながら泣いたこともありました。でも同時に、言うまでもなく一番重要なのは、ビバラ!オンラインを観てくれたみなさんがどう感じたのか? みなさんに楽しんでもらえたのか?ということです。だからぜひ率直な意見をビバラに寄せてもらえますよう、主催チームのひとりとしてお願いさせてください。よろしくお願いします。

ただみなさんへの感謝を伝えるつもりで書き始めたのに、とんだ長文になりました…。

とにもかくにも、本当にみなさん、ありがとうございました!!!!!


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2020/8/3

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