中神円さんのインスタグラム写真 - (中神円Instagram)「「IMAXって2500円もするのか。会員映画館なら一本1000円で観られるから二本分よりも高いじゃないか」とか思っていたのだけれど、なんなら本編始まる前のIMAXの導入みたいな映像の時点で既に感動して鳥肌が立っていた… . 20代半ば過ぎて、新たな感動や衝撃はそう簡単には得られないとわかっている分、こういうお宝みたいな作品と出会える喜びは大きい。一人でこそこそ映画観に行って、めちゃくちゃ感動して、それを自分の中に留めて帰路につくっていうのが快感なんですよ… 自分史上、映画館での忘れられない体験としては、ツァイ・ミンリャン「河」がトップレベル（ツァイ・ミンリャンに関してはヤバイものを見つけてしまったという恋みたいな、もう監督のつくるもの全てが私の琴線に触れてくるような感じがする）だけど、近年では「芳華」もかなりその域に近い衝撃だった。劇場では観ていないけど、トリアーの「イディオッツ」という、ハンディカメラで即興劇を撮ってる（ドグマ95っていうトリアーの手法）観ていて疲れる＆退屈な作品があるんですが、わたしは退屈な映画をストレスを感じて我慢しながら観るのが好きで、その我慢が限界値に達しそうになった瞬間に、ものすごく素晴らしいシーンが待ち受けていて、その時の体感も忘れられない（トリアー作品で一番泣いた）多分トリアーこのシーン撮りたくて映画作ったんじゃないか？って思うくらい。めちゃくちゃ脱線しましたが… 「AKIRA」に関しては、既にNetflixで観ているから内容はわかった状態で上映に行ったので、IMAXっていう上映環境によって与えられた感動なんだと思う。ここまで大きいスクリーンは久しぶりだったし、なにより音響が上質。やっぱり環境って大事ですね。環境でここまで違う感覚になるのだから、映画館へ出かける意義を再確認しました。 2020年の映画館がこんなにハイクオリティなのだから、2100年の映画館はもっとすごいんだろうな。 ○ P.S :また告知しますが、近々わたしが好きな映画について長々語っている紙媒体が発行されます。わーい。」7月4日 21時57分