斎藤洸さんのインスタグラム写真 - (斎藤洸Instagram)「令和2年5月7日にきゅうりちゃんが亡くなってから、中々SNSを再開出来なくて期間が空いてしまいました。 これまできゅうりちゃんを愛してくれた方々には本当に感謝しております。治療を続けていく為にかかる大きな費用を捻出する為に始めたワンコインライブの際も、沢山の方々に協力して頂きました。改めてお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。 ・ 昨年6月、道路を一人歩くきゅうりちゃんを保護しました。身体中泥や糞尿にまみれて、毛も伸びっぱなしで毛玉も固まってて、眼球も乾ききっていた。肛門も閉める力が無く緩くて糞が漏れていたり、呼吸もとても苦しそうでした。病院に走り、検査の結果、心臓病、乳腺腫瘍、皮膚病、外耳炎…様々な病気を持っていた。 正直な話、もう末期の状態なのかも…という絶望感を感じて、かわいそうでかわいそうで仕方なかった……というのがきゅうりちゃんとの出会い。 早急に家族に迎え入れる手筈を踏み、あらゆる事を覚悟しました。 だけどその後きゅうりちゃんは驚くほどの回復を見せてくれたんです。あの状態からの回復は、今考えても不思議で不思議でなりません。 そしてきゅうりちゃんはまるで僕達夫婦の子供の様な存在となりました。 ・ 保護活動を続けてきて7年余り、数々の嬉しい事も悲しい事も経験して学んできましたが、今回の喪失感で僕らは心から疲れてしまったのが正直なところです。悲しみの深さに、生きているのが辛い…と感じてしまう程。動物達を愛して暮らしている方はきっと共感して頂ける事かと思います。 何かを責める事が出来ればもっと楽だったのかもしれない。 虐待をしたり、自分勝手に動物の命を扱う人間……。 先進国でありながら、そういった動物愛護に無頓着な日本……。 流行りで動物を増産させざるを得ないペットショップやブリーダーのビジネスに対して、その後のケアが追いついていない状況……。 そんなものを恨む気持ちすら起こらないくらいに疲れてしまった。 ・ ただ何より、自分自身の悲しみや憤りなんかよりも、きゅうりちゃんが今何を思ってるか…きゅうりちゃんは今寂しくないか…きゅうりちゃんは最後どれくらい苦しんだのか…。と、それらを思うとやりきれない。そういうもの全てから僕が守ってあげたかった。 生きている時どんなに愛しても、一つも後悔が残らないなんて無理で、きゅうりちゃんに対しても後悔はゼロではありません。だけどこれだけ言えるのは、毎日毎日家族全員で「大好きだよ」「可愛いね」「愛してるよ」と、口に出して伝えていた。心の底から毎日毎日想った。きゅーちゃんの喜怒哀楽が全部愛しくて、全てを愛していました。 この期間で注いだ愛情は、亡くなった後のきゅうりちゃんを癒したり、安心感を与えたり、幸福を感じさせたり、そんな事が出来るのだろうか。今こんなにきゅうりちゃんを愛している気持ちは、きゅうりちゃんの魂を守ってあげられるのだろうか。そんな事ばかり考えてしまう。 ・ ふと、思いました。 きゅうりちゃん、どうして最後にウチを選んでくれたんだろう。 ・ 命を削って生きる以外ない。 そういう道を選んだし、そういう星に生まれたし、その為に僕達夫婦は出会ったんだと今は思います。これからも沢山の愛する子達を見送らなきゃいけない。もしかしたらまたかけがえのない子と出会うかもしれない。喜びも悲しみも、どんどん膨らむ事を受け入れていく他ないのです。 ぽんちゃんだってもう若くはない。最後の時を受け入れる覚悟をしなきゃいけない。 ・ この期間で僕は妻に対する尊敬の念がさらに強くなりました。毎日少しでも動物達の健康の変化を見抜く心がけとか、その子の身になって考えるマインドなど。今回もきゅうりちゃんがなるべく苦しまない様に、寂しがらない様にと尽くしていた姿が焼き付いている。面と向かって言うのは中々恥ずかしいけど、美しい心の持ち主だと心から思います。これからも一緒に乗り越えていこう。 ・ そして、僕には嫉妬の気持ちがある事を公表しておきます。きゅうりちゃんは妻の事が1番好きだった。僕は「いいなぁ、いいなぁ。」って毎日言ってた。でもいいんだ、父さんが仕事から帰ってきたその一瞬だけは、父さんに「抱っこしろ」としっぽ振って吠えちらかしてくれた。あの瞬間は妻に勝ってたんだ!!!!(あの瞬間のみ)  どんなに外で落ち込む事があっても、それによってどれだけ幸せな気持ちになれたか。 ・ 短い期間だったけど、色々なところに行ったね。 心臓の事を考えてあまり長くは歩かせられなかったけど、出来る限り色んな所に行った。車の中でも本当お利口さんで、妻の膝の上で妻の顔や父さんの顔を沢山見上げてくれた。その度に、自分が持ってる笑顔の最大限できゅうりちゃんに返した。そんな一瞬一瞬が本当に幸せだった。 ・ きゅうりちゃん、ウチに来てくれて家族になってくれて本当にありがとうね。父さんまたさらに死ぬという事への恐怖が小さくなった。生きる上での苦しみも最後までしっかり耐えてみせるよ。だってあんなに小さなきゅうりちゃんがその全てを一生懸命乗り越えたんだから。 また会おうね。 愛してる。🥒」5月23日 0時55分 - snare_saitou

斎藤洸のインスタグラム(snare_saitou) - 5月23日 00時55分


令和2年5月7日にきゅうりちゃんが亡くなってから、中々SNSを再開出来なくて期間が空いてしまいました。
これまできゅうりちゃんを愛してくれた方々には本当に感謝しております。治療を続けていく為にかかる大きな費用を捻出する為に始めたワンコインライブの際も、沢山の方々に協力して頂きました。改めてお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。

昨年6月、道路を一人歩くきゅうりちゃんを保護しました。身体中泥や糞尿にまみれて、毛も伸びっぱなしで毛玉も固まってて、眼球も乾ききっていた。肛門も閉める力が無く緩くて糞が漏れていたり、呼吸もとても苦しそうでした。病院に走り、検査の結果、心臓病、乳腺腫瘍、皮膚病、外耳炎…様々な病気を持っていた。
正直な話、もう末期の状態なのかも…という絶望感を感じて、かわいそうでかわいそうで仕方なかった……というのがきゅうりちゃんとの出会い。
早急に家族に迎え入れる手筈を踏み、あらゆる事を覚悟しました。
だけどその後きゅうりちゃんは驚くほどの回復を見せてくれたんです。あの状態からの回復は、今考えても不思議で不思議でなりません。
そしてきゅうりちゃんはまるで僕達夫婦の子供の様な存在となりました。

保護活動を続けてきて7年余り、数々の嬉しい事も悲しい事も経験して学んできましたが、今回の喪失感で僕らは心から疲れてしまったのが正直なところです。悲しみの深さに、生きているのが辛い…と感じてしまう程。動物達を愛して暮らしている方はきっと共感して頂ける事かと思います。
何かを責める事が出来ればもっと楽だったのかもしれない。
虐待をしたり、自分勝手に動物の命を扱う人間……。
先進国でありながら、そういった動物愛護に無頓着な日本……。
流行りで動物を増産させざるを得ないペットショップやブリーダーのビジネスに対して、その後のケアが追いついていない状況……。
そんなものを恨む気持ちすら起こらないくらいに疲れてしまった。

ただ何より、自分自身の悲しみや憤りなんかよりも、きゅうりちゃんが今何を思ってるか…きゅうりちゃんは今寂しくないか…きゅうりちゃんは最後どれくらい苦しんだのか…。と、それらを思うとやりきれない。そういうもの全てから僕が守ってあげたかった。
生きている時どんなに愛しても、一つも後悔が残らないなんて無理で、きゅうりちゃんに対しても後悔はゼロではありません。だけどこれだけ言えるのは、毎日毎日家族全員で「大好きだよ」「可愛いね」「愛してるよ」と、口に出して伝えていた。心の底から毎日毎日想った。きゅーちゃんの喜怒哀楽が全部愛しくて、全てを愛していました。
この期間で注いだ愛情は、亡くなった後のきゅうりちゃんを癒したり、安心感を与えたり、幸福を感じさせたり、そんな事が出来るのだろうか。今こんなにきゅうりちゃんを愛している気持ちは、きゅうりちゃんの魂を守ってあげられるのだろうか。そんな事ばかり考えてしまう。

ふと、思いました。
きゅうりちゃん、どうして最後にウチを選んでくれたんだろう。

命を削って生きる以外ない。
そういう道を選んだし、そういう星に生まれたし、その為に僕達夫婦は出会ったんだと今は思います。これからも沢山の愛する子達を見送らなきゃいけない。もしかしたらまたかけがえのない子と出会うかもしれない。喜びも悲しみも、どんどん膨らむ事を受け入れていく他ないのです。
ぽんちゃんだってもう若くはない。最後の時を受け入れる覚悟をしなきゃいけない。

この期間で僕は妻に対する尊敬の念がさらに強くなりました。毎日少しでも動物達の健康の変化を見抜く心がけとか、その子の身になって考えるマインドなど。今回もきゅうりちゃんがなるべく苦しまない様に、寂しがらない様にと尽くしていた姿が焼き付いている。面と向かって言うのは中々恥ずかしいけど、美しい心の持ち主だと心から思います。これからも一緒に乗り越えていこう。

そして、僕には嫉妬の気持ちがある事を公表しておきます。きゅうりちゃんは妻の事が1番好きだった。僕は「いいなぁ、いいなぁ。」って毎日言ってた。でもいいんだ、父さんが仕事から帰ってきたその一瞬だけは、父さんに「抱っこしろ」としっぽ振って吠えちらかしてくれた。あの瞬間は妻に勝ってたんだ!!!!(あの瞬間のみ) 
どんなに外で落ち込む事があっても、それによってどれだけ幸せな気持ちになれたか。

短い期間だったけど、色々なところに行ったね。
心臓の事を考えてあまり長くは歩かせられなかったけど、出来る限り色んな所に行った。車の中でも本当お利口さんで、妻の膝の上で妻の顔や父さんの顔を沢山見上げてくれた。その度に、自分が持ってる笑顔の最大限できゅうりちゃんに返した。そんな一瞬一瞬が本当に幸せだった。

きゅうりちゃん、ウチに来てくれて家族になってくれて本当にありがとうね。父さんまたさらに死ぬという事への恐怖が小さくなった。生きる上での苦しみも最後までしっかり耐えてみせるよ。だってあんなに小さなきゅうりちゃんがその全てを一生懸命乗り越えたんだから。
また会おうね。
愛してる。🥒


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

4,266

153

2020/5/23

斎藤洸を見た方におすすめの有名人