日本陸上競技連盟のインスタグラム(jaaf_official) - 2月20日 12時28分
【#伊藤超短波】対談企画: #物理療法 による #コンディショニング サポートについて
(2/3)徒手と併用で、予想以上の効果を発揮
物理療法を生かして疲労回復や故障軽減を図り、好調を維持するには? さまざまな治療器の開発改良が日進月歩で進むなか、アスリートやトレーナーに使用状況や治療器に対する意見などを伺った。
対談者
#長谷川大悟 選手
#岩本広明 トレーナー
#武井隼児 トレーナー
武井 物理療法は身体のコンディションを整えるだけでなく、現場的な肌感覚としては軽い腫れなんかはアイシングと併用すると早く治ったり、微細な損傷であればケガも早く治せたりするケースがあるでしょう。
Q.ケガが治る?
岩本 私は鍼治療などのケアもしていますが、例えば関節周りの靱帯や深部の筋肉など、手が届きにくいところで生かして、回復につなげたり。
Q.ははあ…。物理療法は古くからあるのですか?
武井 古代から太陽、熱、温泉、水、徒手などを用いた治療が世界各地でされていて、電気治療の本格的使用が広まったのは18~19世紀ですが、ギリシャではそれ以前に痛風治療に発電魚のシビレエイを用いたとか。
Q.シビレエイ! 笑えますが、人は大昔から試行錯誤してきたのですね。
岩本 私がこの仕事を始めた頃は、電気治療器は据え付けで大きいサイズだったので、選手は治療院に通わなければならなかった。施術の際に、治療器の設定を変えるのも難しかったな…。今は簡単に数値化できて扱いも楽だし、ハンディーサイズも出回って、日頃のセルフケアも手軽になりました。
武井 後輩にマッサージさせなくていい、お礼にご飯をおごらなくていい(笑)。もちろんリラグゼーションはやってもらうことに意味があるから、人の手ならではの部分は変えられないですけど。
Q.確かに、人にしてもらう心地よさは別物ですよね。
長谷川 岩本さんのゴッドハンドでケアしてもらいたいなあ。
Q.最高に気持ちいいメンテナンスでしょうね。岩本先生のこれまでの治療のなかで、忘れられない出来事はありませんか?
岩本 まだ微弱電流の治療器が出始めの1993年、海外遠征先で幅跳びの選手が足を捻挫しましてね、帰国直前だったので、持って行っていた治療器を飛行機の座席の下に押し込んで、患部を氷で冷やしながら併用で治療しました。7kgぐらいある重い機器で、確か300万したかな。「効果ありますように」と祈る気持ちでしたから、日本に着いたとき足が腫れてないので皆ビックリ! 「歩ける!」って本人もすごく喜んで…。最近の治療器はどの電圧でも使えるけど、当時は変圧器が必要で、通し忘れてヒューズが飛ぶなんてこともありましたね笑
続く……
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
1,064
0
2020/2/20