甲斐みのりさんのインスタグラム写真 - (甲斐みのりInstagram)「「三月書房」三代目、宍戸さんからメルマガが届く。読み進めるうち、刻々と近づく「週休七日」の掲示を見る日も、少しだけ楽しみなような気がしてきた。 大学時代、「小さな町の本屋で涙ぐむ」という初めての感情を経験した店。いつかこの本棚に並べてもらえるようにと願いをこめて、林静一「紅犯花」を、パイプをふかす二代目に差し出した。24年前のことだ。まだ足りない気もするけれど、すでに自分にはここで買ったたくさんの本の思い出がある。三月書房は五月までは確実に続く。あと何冊か買い足したい。 ※メルマガには、転送歓迎、ネット記事歓迎とあるので、本が好きな方に向けて。 ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三月書房販売速報[号外] ※いちおう出版業界向けに制作してます※ [#00] 朝日新聞の記事について ‪今朝の‬朝刊の地方版に「京都の名物書店、三月書房が閉店へ」という記事が載りました。(※デジタル版に転載あり)  昨秋発行したこのメルマガの131号にも「ごくゆるゆると、そう遠くはなさそうな、閉店に向けて、まことにのんびりと作業を進めているのですが…」と記しておいたので、購読者の皆様には初耳ではなかったはずですが、ご存じなかった方は少しおどろかれたようです。  この記事は昨日取材を受けたものですが、記事に大きな間違いはありません。しかし、「5月の連休明けにも店頭販売を終える。」とあるのは困ったことで、記者の方には、早ければ5月の連休明けにもと話しただけでした。具体的な日取りは決定していませんし、発表する気もありません。とにかく、こんな記事が出てしまったので、これを<誤報>にするためにも、5月の連休明けには閉店しないでしょう。  なんだ、閉めると聞いてたのにまだやってるのかと、お客が飽きてきた頃合いをみて、ある朝、店を開けずに「週休七日」の掲示を貼るつもりです。  閉店にあたって絶対に避けたいのは、事前に閉店日を周知して、廃線になるローカル鉄道の最終列車のようなお別れイベントにされてしまうことです。失礼ながら神戸の海文堂さんのときのような目には会いたくありません。(とくに夏葉社氏はご留意のほどよろしく)  閉店する理由は、記事にもある通り、店主高齢、後継者不在が最大の理由です。うちの店は借金ゼロ、人件費ゼロ、店賃ゼロ、経費極少で、わずかながらも黒字を維持しています。したがって、経営不振で廃業するわけではありません。しかし、世間ではついに潰れたかと思う人も少なくないでしょう。そんなことを言われないように、突然閉めるのではなく、2年前から営業時間を減らしつつあり、いずれは週休3日、4日、5日と増やしつつ静かにフェイドアウトするつもりです。  それから、出版業界がクラッシュする前に逃げたほうがよいかもという考えも無いことは無いのですが、これはあまり大きな声では言わないほうがよいでしょう。それと、ちかごろ安部政府が推進しているような「生涯現役社会」はまっぴらで、あと10年位は隠居生活を楽しみたいというささやかな願望もあります。  日販には昨秋、その旨のあいさつをしただけで、具体的な交渉はこれからです。閉店作業のマニュアルか工程表があるなら頒けてほしいとお願いしたのですが、そんなものは準備してないとのことで、箇条書きにでもしてみますと言ってたけれど、いまだに届きません。あちらも不急な仕事でめんどうなのでしょう。  記事にもありますように地べたの店の閉店後も、しばらくはネット通販の営業は続けるつもりです。これは、日販以外の発行者から直接仕入れた分の最終セールがメインで、日販に返品できなかった、売れ残り品のバーゲンもするつもりです。しかし、このあたりの詳しいことはまだ何も決めていません。  今日は京都新聞の取材を受けました。‪明日の朝‬刊に載るそうです。たぶんオンライン版にも転載されるらしいのでごらんください。  閉店の理由が正しく書かれていて、閉店日が特定できないようにさえなっていれば、とてもよい宣伝になるので、新聞記事もネット記事も歓迎です。 ◆「バックナンバー(01~130号)」はHPにて公開中です。 三月書房 ‪604-0916 京都市中京区寺町二条上る‬  #京都おでかけ帖 #乙女の京都 #京都ロマンチック案内」2月17日 23時37分 - minori_loule

甲斐みのりのインスタグラム(minori_loule) - 2月17日 23時37分


「三月書房」三代目、宍戸さんからメルマガが届く。読み進めるうち、刻々と近づく「週休七日」の掲示を見る日も、少しだけ楽しみなような気がしてきた。
大学時代、「小さな町の本屋で涙ぐむ」という初めての感情を経験した店。いつかこの本棚に並べてもらえるようにと願いをこめて、林静一「紅犯花」を、パイプをふかす二代目に差し出した。24年前のことだ。まだ足りない気もするけれど、すでに自分にはここで買ったたくさんの本の思い出がある。三月書房は五月までは確実に続く。あと何冊か買い足したい。
※メルマガには、転送歓迎、ネット記事歓迎とあるので、本が好きな方に向けて。 ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三月書房販売速報[号外]
※いちおう出版業界向けに制作してます※
[#00] 朝日新聞の記事について ‪今朝の‬朝刊の地方版に「京都の名物書店、三月書房が閉店へ」という記事が載りました。(※デジタル版に転載あり)
 昨秋発行したこのメルマガの131号にも「ごくゆるゆると、そう遠くはなさそうな、閉店に向けて、まことにのんびりと作業を進めているのですが…」と記しておいたので、購読者の皆様には初耳ではなかったはずですが、ご存じなかった方は少しおどろかれたようです。
 この記事は昨日取材を受けたものですが、記事に大きな間違いはありません。しかし、「5月の連休明けにも店頭販売を終える。」とあるのは困ったことで、記者の方には、早ければ5月の連休明けにもと話しただけでした。具体的な日取りは決定していませんし、発表する気もありません。とにかく、こんな記事が出てしまったので、これを<誤報>にするためにも、5月の連休明けには閉店しないでしょう。
 なんだ、閉めると聞いてたのにまだやってるのかと、お客が飽きてきた頃合いをみて、ある朝、店を開けずに「週休七日」の掲示を貼るつもりです。
 閉店にあたって絶対に避けたいのは、事前に閉店日を周知して、廃線になるローカル鉄道の最終列車のようなお別れイベントにされてしまうことです。失礼ながら神戸の海文堂さんのときのような目には会いたくありません。(とくに夏葉社氏はご留意のほどよろしく)
 閉店する理由は、記事にもある通り、店主高齢、後継者不在が最大の理由です。うちの店は借金ゼロ、人件費ゼロ、店賃ゼロ、経費極少で、わずかながらも黒字を維持しています。したがって、経営不振で廃業するわけではありません。しかし、世間ではついに潰れたかと思う人も少なくないでしょう。そんなことを言われないように、突然閉めるのではなく、2年前から営業時間を減らしつつあり、いずれは週休3日、4日、5日と増やしつつ静かにフェイドアウトするつもりです。
 それから、出版業界がクラッシュする前に逃げたほうがよいかもという考えも無いことは無いのですが、これはあまり大きな声では言わないほうがよいでしょう。それと、ちかごろ安部政府が推進しているような「生涯現役社会」はまっぴらで、あと10年位は隠居生活を楽しみたいというささやかな願望もあります。
 日販には昨秋、その旨のあいさつをしただけで、具体的な交渉はこれからです。閉店作業のマニュアルか工程表があるなら頒けてほしいとお願いしたのですが、そんなものは準備してないとのことで、箇条書きにでもしてみますと言ってたけれど、いまだに届きません。あちらも不急な仕事でめんどうなのでしょう。
 記事にもありますように地べたの店の閉店後も、しばらくはネット通販の営業は続けるつもりです。これは、日販以外の発行者から直接仕入れた分の最終セールがメインで、日販に返品できなかった、売れ残り品のバーゲンもするつもりです。しかし、このあたりの詳しいことはまだ何も決めていません。
 今日は京都新聞の取材を受けました。‪明日の朝‬刊に載るそうです。たぶんオンライン版にも転載されるらしいのでごらんください。
 閉店の理由が正しく書かれていて、閉店日が特定できないようにさえなっていれば、とてもよい宣伝になるので、新聞記事もネット記事も歓迎です。
◆「バックナンバー(01~130号)」はHPにて公開中です。
三月書房
‪604-0916 京都市中京区寺町二条上る‬

#京都おでかけ帖
#乙女の京都
#京都ロマンチック案内


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

650

0

2020/2/17

甲斐みのりを見た方におすすめの有名人

甲斐みのりと一緒に見られている有名人