国境なき医師団のインスタグラム(msf_japan) - 11月27日 13時17分

「私たちが海に出た時、海はまだ静かでした。夜空を見上げると、星も見えたのです。でも、1時間後に状況が一変。ボートの中にいる皆が叫び始めました。体が濡れても、海水によってか、雨によってか分かりません。赤ちゃんも泣いていました。そんな状況が2日間続きました。もう、終わった……と思いました。
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今、こうして皆さんに助けていただき、本当に神様に感謝しています。
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あの厳しい状況の中で、真っ先に思ったのは娘だったので……」
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こう話すのは、ローレル。暴力などから逃れるため、3歳の娘、レーヌと一緒にリビアを離れ、地中海を渡ろうと試みました。でもその航海は想像以上に過酷なものでした。ですが、国境なき医師団（MSF）と市民団体「SOSメディテラネ」と共同で運航している捜索救助船に無事に救助されました。
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レーヌの無邪気な笑顔を見るたびに、ローレルは思うのです。「この子が生きていてくれて良かった」と。
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地中海についての活動ニュースは公式サイトから。プロフィールのURLリンクからどうぞ→@国境なき医師団 .
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Photo © Hannah Wallace Bowman/MSF

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