森圭介のインスタグラム(mori_kei_suke) - 8月21日 19時16分


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夏の文化祭みたいな時間が終わって
また次の祭りをどうするか考えはじめた夏の終わりです。
今日は少し長くなるから、みんなグラス片手に軽い気持ちで聞いてくださいな。
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さてと。
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どうしてインスタで「スナック森介」を始めたの?という質問をたくさんいただきます。
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今では私の生活の一部になっていて、それはひとえにここに遊びに来てくれる皆さんのおかげです。どうもありがとう。
今日はこの話を少ししようと思います。
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今の時代、皆さんご存知の通り、スマホに触れる時間が長くなっています。
それは同時にテレビに触れる時間が昔に比べて少なくなっているとも言い換えられます。これはスマホとテレビ、どっちがいいということではなくて、選択肢が増えたのだから一つ一つのシェアが落ちるのは当然のことです。
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時間は等しく24時間しかないわけですから、何にどれくらい自分の時間を割くのか、つまり「可処分時間」の奪い合いが始まっているんです。
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その時に「テレビにみんなの時間を全部使ってもらうんだ!」という心意気はテレビ局社員として持ちたいところですが、現実問題として私個人の力ではどうにもなりません。もっと皆さんに知っていただいて、たくさんの人に自分の言葉を届けたいと思っても、そんなに簡単なことじゃない。
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ならばどうするか。こっちからスマホに出ていくしかない!というのがスタートでした。
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SNSを始めてから、たくさんの方に自分の言葉を伝えられるようになりました。もちろんテレビに比べるとその規模は全く違いますが、自分の出番をすべて自分でコントロールできないテレビと違って、自分のペースで発信できるというのはテレビのアナウンサーとして画期的でした。
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ただここであることに気づきます。
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みんなの目に触れることを目的にするというのは、スマホをテレビの延長として使っているだけなんじゃないかって。
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テレビではなく、SNSだからこそできることはないか。今まではカメラを通して伝えていたけれど、今はみんなの声を直接聞くことができる。そう、私「から」みんなではなく、私「と」みんなというコミュニケーションです。
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私は高校・大学と演劇をしていました。舞台で表現すると客席から帰ってくるダイレクトな反応が好きでたまらなかったのです。テレビの構造上、それは叶わない。でもSNSならできる。繋がっている皆さんとお話ししたいんだ、そこに気づくまでにそんなに時間はかかりませんでした。
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じゃあどんな形のコミュニケーションにするか。
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テレビはマスコミュニケーションです。一度にたくさんの方に届けることができる。でもSNS、特にTwitterと違ってインスタは拡散性が低いので、より「狭い空間」になります。
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その場を好きな人が集まって、好きな話をする。それってまるでママのもとに集まってお酒を片手に話をするスナックじゃないか、と思ったわけです。
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大勢のお客さんと大勢のスタッフで回す居酒屋さんではなく、ママの目の前のカウンターで知らないお客さん同士でも会話が弾むスナック。
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ママはみんなの集合場所の目印で、みんなの話に耳を傾ける。お客さんは話したければ話すし、人の話を聞きたいだけならそれでもいいし。自由に集まって、自由に帰る。ただそこにママがいる。そんな空間にしたかったんです。
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今はたくさんの人たちに遊びに来てもらっているスナック森介。時に「ありがとう」と声をかけてもらうこともあるけれど、本当にありがとうと言いたいのは私です。
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テレビでアナウンサーをやってたから、今ここにたどり着けた。こんな素敵な場所を与えてくれたアナウンサーという仕事と、インターネットと、皆さんに感謝を改めて伝えたい。
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みんな、いつもありがとね。
また、ここでお会いしましょう。
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2019/8/21

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