末吉里花のインスタグラム(rikasueyoshi) - 8月3日 00時16分
私はまだ海外にいます。
スウェーデンの報告がまだまだたくさんあります!
サステナビリティやエシカルを広める際、とても重要なのがコミュニケーション。押し付けがましいのもよくないし、上から目線もダメ。まったく宣伝しないのももったいないし、ストレートに宣伝し過ぎても、人の心に届かない。
スウェーデンでは、「ナッジ・コミュニケーション」が広く使われていました。ナッジ(ナッジング)とは、注意をひくために、肘でそっと突く、という意味。
例えば、大きなデパートでは当然すべての商品がサステナブルやエシカルのものでないので、そういった商品をみつけるのも一苦労。買い物客が迷わないように、店の天井からは大きな緑色の矢印で、グリーンな商品はこちら!と指し示してくれています。特に関心がない買い物客も、こんなに大きな矢印があれば目に入り、気になるはず。日本にも入れて欲しいです。
スーパーに行き、コーヒーの棚に向かえば、フェアトレードのコーヒーを容易に見つけることができますが、そこには生産者の顔写真と「バイバイ、貧困」というメッセージが。フェアトレードのことを知らない人も、「バイバイ、貧困」と書いてあれば、気になり手に取るかもしれません。
面白かったのがCOOPのキャンペーン。腐った古いミルクの香水を作り、お客さんに嗅がせて、消費期限が切れても捨てずに、匂いで判断しましょう、というもの。実際に嗅いだら、結構臭かったです笑
街の至る所には、企業の宣伝より多く掲げられていたのが、ハチを守るキャンペーンのポスター。ハチがいなくなれば、私たちは今のように食糧を得ることができなくなります、とハチが果たしてくれている役割が書いてあり、駅のプラットホームにもハチを守るポスターが貼ってあります。
バス停にも、サステナブルなライフスタイルのために、とか森は私たちに必要、といったポスターが貼られています。
ベジタリアン、ビーガンも日本だと特別な人たち、と思われがちですが、スウェーデンではホテルのビュッフェのビーガン、ベジタリアンコーナーに「みんなのための食べ物」と書いてあります。ベジタリアンやビーガン用の食事も、肉を食べる人も一緒に食べていいんだよ、という意味です。
日々の暮らしの中で、こうしたポスターや表示を目にすることで、サステナビリティやエシカルについて意識をしやすくなります。街中はモノを買わせるための広告がほとんどないことに関心しました。
ナッジ・コミュニケーションは日本でも応用できるはずです。色々な人たちと日本で実践していきたいなあ。
スウェーデンはリサイクルとエネルギーについても、かなり進んでいました!こちらについてもまた追って書きます!
Nadgeing communications in Sweden to spread sustainability and ethical issues. #sweden #sustainabilty #communication #nadge #sdgs #ethical #スウェーデン #サステナビリティ #エシカル #ナッジコミュニケーション #コミュニケーション #広告 #日本にあったらいいのに
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2019/8/3