北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 3月31日 10時00分

桜も満開、ついに明日で4月を迎えます。お子さんの小学校入学を間近に控え、不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
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今回は、小学生のお子さんを持つ先輩ママに、入学後の体験談を伺ってみました♪
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訪ねたのはご自宅でソーイング教室「laetoli（ラエトリ）」を主宰されている、井田ちかこさん。小学校5年の息子、小学校3年の娘の二人の子どもの母親です。
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井田さんにも、やっぱり不安だった時期はあったんでしょうか？お子さんが小学生になって、いろいろな変化があると思いますが、今振り返ってみて一番大きく変わったことは何でしょう？
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■ 井田さん
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息子が小学校へ入学してからサッカーを習いだして、夜帰ってくるようになったんです。
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幼稚園の頃はいつも一緒にいたことを、いつまで続くんだろう、なんて思っていたこともあったけれど、実際離れてみると親の方がドキドキして。
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『いつもずっと横にいた子がこんな時間なのにいない！　あんなにべったりだったのに！』って（笑）。
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子どもは楽しそうに友達と帰ってくるので、だんだん慣れましたけど、最初はやっぱり心配でしたね。
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そんな心配とは裏腹に、サッカーに出会った息子は体を動かしてどんどん元気に育っていって。娘は何かを作ることがすごく好きで。二人とも、もう夢中なんです。
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そうやって子ども自身が『好き』の芽を見つけて逞しく変わっていったから、それに引っ張られるように、自分も変わっていったのかもしれません。
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子どもが小学生になった今は、私、昔に比べて全然心配していないんです。
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自分は子どもの頃なんてぼーっと生きてきた気がするし、好きなことなんてそんなに簡単には見つからないと思っていて。
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だから子どもたちにそういうものがひとつでも見つかったことは、ありがたいことだなぁって思います。
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小学校に入ってたくさんの子どもたちの個性に触れる中で、はじめて子どもの性格も色々って気づいて。それからは『もっと自分もおおらかでいいんだ』って思えるようになった気がしています。
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私は幼稚園のときのほうが今よりもっと気が張っていて、きっちり『こうしなきゃ』って思っていたんです。
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だからか、あの頃の方が子どもを周りと比べてたというか『みんなはあれできるけど、うちの子は大丈夫かな？』ってどこか心配していて
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けれどきっと、それも子どもに伝わっていたのかもしれません。
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子どもって純粋で、真面目だから、どこかで『しっかりしなきゃ』って思わせていたのかな、って。
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今は誰かと比べるんじゃなくて、『前よりもできるようになったことたくさんあるよね』って、息子たちのペースで成長しているということがわかっていれば、それでいいんだなと思います
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『自分がしっかりしなくても、子どもはちゃんと育ってく。だからなんとかなるよ』と、今振り返ると本当に思います。
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たとえどんなにしっかり準備をしていても、いざその日を目前にすると「明日からの生活はどうなるだろう？」と、いくつになってもドキドキしますよね。
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そんなとき、周りと比べて不安にならなくていいんだと、安心させてくれた井田さん。
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お話を聞いているうちに、それは子どもだけでなく、大人にも言えることかもしれないと思いました。
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そうして肩の力を抜いて、お母さんの「こころの入学準備」がができたなら。それは新しい生活を迎える子どもたちにとっても、きっと心強いことのような気がします。
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