岡本玲さんのインスタグラム写真 - (岡本玲Instagram)「・改めまして、舞台「熱帯樹」3月17日に無事千穐楽を迎えました。なかなかのチケット争奪戦の中、ご観劇くださった皆様本当にありがとうございました。 "舞台はお客さんと共に作り上げるものというの"を身をもって感じた作品でした。こちらが緊張していたらお客さんにもそれが伝わるし、お客さんが集中して見てくだされば、それだけ作品自体も緊張感をもったものになる。一幕も二幕もわたしの一人語りから始まるので、どうすれば一気に物語に引き込めるのか、沢山勉強になりました、ほんとうに。いただいたお手紙含め、いろんな感想を拝見しました。みなさんそれぞれ独自の解釈で楽しんでくださったみたいで「そうなんです！だから演劇って楽しいんですよね😭」ってひとり悶絶しておりました。嬉しい。楽しい。答え合わせをするのではなく、ぐるぐるぐるぐる頭の中、心の中でいろんな想いがうごめくのを感じてくだされば、いち演劇ファンとして(演者として)は、こんなに嬉しい事はないです。作品について話したい事沢山あるのですが、それも野暮だなと思うので控えさせていただきますね。ただ、、、ひとつだけ、観てくださった皆様にそっと内緒話ができるのであれば、私が演じた(創った)郁子は"誰の死も望んでなかったし、誰かを殺すために包丁を持って来たのではない"という事を、こそっとここだけで呟いておきます。そうは見えなかった…伝わらなかった…とかそういう話じゃなくて、みなさんがいろんな解釈で考えてくださってるのが嬉しくて。またさらに楽しんでもらえたらなと🤫 愛の塊の5人でした。愛の表現の違い。家族の愛を欲した家族でした。台詞は伝えるべき大事なものだけど、言葉なんて言葉でしかない。チーム、愛。です。(内輪ネタです、すみません。) . 私の今のこのタイミングで、この先の役者人生を変えそうな「熱帯樹」郁子に出会えたこと、演出の小川さんに出会えたこと、演者さんスタッフさんに出会えたこと、そしてみんなで一緒に大きな壁を乗り越えられたこと、全部、必然だったなと思います。軽々と運命なんて言葉を発するのは嫌いですが、本当に、運命だったなと思います。 . 写真2枚目の小鳥さんたち。これは舞台袖の、小道具や私の飲み水などを置いてるところにどんどん増えていった小鳥さんたちです。演出部の方たちが徐々に仲間を増やしてくれました(^^)ほとんどが舞台上で共演しない子たちです。袖で緊張しているわたしの、心の友でした。スタッフのみなさん、本当に大好きです。あぁ、大好きだなぁ、熱帯樹のカンパニー。プロの集団でした。かっこよかった。必死で食らいつきました。わたしは、ずっと、きっと、芝居を続けると思います。いえ、続けます。やりたい役沢山あります。またたくさんの方に観ていただけますように。役として生きられますように。今日からもうベッドの上で、寝たままで言葉を発さなくていいんだなと思うと、淋しい気持ちもありますが、やっぱりちょっとホッとしてます☺️ あらためて、温かい拍手ありがとうございました。見守ってくださったみなさまもありがとうございました。また、劇場で！！」3月18日 18時45分