【Venice Live Painting Statement 2019】 私が初めてベネチアに滞在した夜、町の三叉路の先に大きな獣の形をした神獣を見た。 私はそれからホテルに戻り、瞑想をすると水の精霊たちの声を聞いた。大いなるベネチアのエネルギーの流れは、まるで重なる車輪のような姿で円を描いていた。瞑想が深くなっていくと、ベネチアに住む神聖な存在たちの声が波のように押し寄せてきて、私はペンをとった。描きながら決意をする、私はここでライブペイントをするのだと。人々の祈りが獅子の歌声のように響くこの場所で、描くことが自分の役割であると。その役割に気づいた瞬間、朝が来る、こうして私は意思を持ってベネチアの石畳を強く踏みしめた。 なぜ私は絵を描くのか?それは、私にとって描くことは役割であり、アートとは生き物すべてが持つ魂に作用する薬であると確信しているからである、と答える。 人は病気になったり傷を負うことがある。心や魂、精神的なものへの外的な傷は医学で治すことは困難である。しかし、アートは、そんな目に見えないところにこそ働きかけ、成長を促す力がある。地球上には多くの争いの歴史がある。人は生きる上で最低、衣食住薬が必要であるが、どんなに貧困の時を生き抜こうと、決してなくならなかったのがアートである。それは、アートが偏に目に見えない部分を癒す薬であるからに他ならないと感じている。 また、アートとはクリエーターがいて存在する。この世で最初にクリエイションをしたのは神である。神がこの世界を創造してくださった。クリエイトとは奇跡と神秘が含まれ、そこに一切の説明は必要ない。神秘はただ神秘であるからだ。 私は現代に生きる人として、クリエイトする役割をいただいていることに、大いなる神へ感謝の心を持って描いている。 ただ一人こもって制作するだけでなく、ライブペイントとして人前で絵を描くのには、大いなる神聖な存在の力を感じ、人々の祈りや力を背中から受けることで、天と繋がる役割があるからだ。 まず、ライブペイントをする前に、白い袴を着て敬意を表し礼を尽くす。 そして胡座をかき、マントラを唱えてゆっくりと第3の目を開いていく。すると、ライブペイントを見に来てくださった人の力、大地の力、その空間の力、場所に刻まれた歴史の力、そしてその全てと交わった時に、場所から繋がる神聖なるスピリットの存在と繋がっていく。 そこから一心不乱に描いていく。 ここベネチアは、瞑想に入りやすい場所であった。訪れた初日から深く瞑想に入ることができたのは、たくさんの人の祈りや自然のエレメントが近いからである。また、夜の静寂も神聖な存在を露わにさせる要因であろう。 車の排気ガス、都会のビル群、そういったものと離れた空間。だからこそ、そこにクリエーションを行なった神様の御身の一部を感じる。 また、ベネチアにはガラスという素材がある。ガラスはそこにあるけれども透明で目を凝らさないとよく見えない。しかし、しっかりと実存する。表面に光を照らすと輝き出す。時にうっすらと己自身を写し込む。またその先の人々とを合成して繋げていく、そこにガラスの壁があったとしても、そこに意識しなければ壁はない。ガラスは壁を意識させることを取っ払い、平和的で自由な素材へと変化する。このガラスという存在の力を、私がベネチアでライブペイントをする素材とできたならば最高である。 私は神獣しか描かない。それは、神獣が人により近い存在であり、聖域の側で神々の世界の一片を伝えてくれるから。人が人として存在するには、魂の成長を意識しなくてはいけない。目に見えないものこそがあなたの疑問の答えを持っている。 ライブペイントはその見えない存在と実存をつなげる役割がある。 ベネチアには獅子の像が立派に人々の往来を見守っている。彼らの声を聞いてみてください、それは風の中に混じっていたり、時にアーティストの描くエネルギーの中に声を託してくることもあり得るのだから。 ベネチア・サンマルコ広場に集う人々のエネルギーを私に受け止めさせてほしい、そして、その力を神獣と繋げ、大いなる神聖な世界に祈りを届ける役割を果たさせてほしい。 小松美羽 #venice #art #next

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小松美羽のインスタグラム(miwakomatsu_official) - 1月18日 19時00分


【Venice Live Painting Statement 2019】

私が初めてベネチアに滞在した夜、町の三叉路の先に大きな獣の形をした神獣を見た。
私はそれからホテルに戻り、瞑想をすると水の精霊たちの声を聞いた。大いなるベネチアのエネルギーの流れは、まるで重なる車輪のような姿で円を描いていた。瞑想が深くなっていくと、ベネチアに住む神聖な存在たちの声が波のように押し寄せてきて、私はペンをとった。描きながら決意をする、私はここでライブペイントをするのだと。人々の祈りが獅子の歌声のように響くこの場所で、描くことが自分の役割であると。その役割に気づいた瞬間、朝が来る、こうして私は意思を持ってベネチアの石畳を強く踏みしめた。

なぜ私は絵を描くのか?それは、私にとって描くことは役割であり、アートとは生き物すべてが持つ魂に作用する薬であると確信しているからである、と答える。
人は病気になったり傷を負うことがある。心や魂、精神的なものへの外的な傷は医学で治すことは困難である。しかし、アートは、そんな目に見えないところにこそ働きかけ、成長を促す力がある。地球上には多くの争いの歴史がある。人は生きる上で最低、衣食住薬が必要であるが、どんなに貧困の時を生き抜こうと、決してなくならなかったのがアートである。それは、アートが偏に目に見えない部分を癒す薬であるからに他ならないと感じている。
また、アートとはクリエーターがいて存在する。この世で最初にクリエイションをしたのは神である。神がこの世界を創造してくださった。クリエイトとは奇跡と神秘が含まれ、そこに一切の説明は必要ない。神秘はただ神秘であるからだ。
私は現代に生きる人として、クリエイトする役割をいただいていることに、大いなる神へ感謝の心を持って描いている。
ただ一人こもって制作するだけでなく、ライブペイントとして人前で絵を描くのには、大いなる神聖な存在の力を感じ、人々の祈りや力を背中から受けることで、天と繋がる役割があるからだ。
まず、ライブペイントをする前に、白い袴を着て敬意を表し礼を尽くす。
そして胡座をかき、マントラを唱えてゆっくりと第3の目を開いていく。すると、ライブペイントを見に来てくださった人の力、大地の力、その空間の力、場所に刻まれた歴史の力、そしてその全てと交わった時に、場所から繋がる神聖なるスピリットの存在と繋がっていく。
そこから一心不乱に描いていく。
ここベネチアは、瞑想に入りやすい場所であった。訪れた初日から深く瞑想に入ることができたのは、たくさんの人の祈りや自然のエレメントが近いからである。また、夜の静寂も神聖な存在を露わにさせる要因であろう。
車の排気ガス、都会のビル群、そういったものと離れた空間。だからこそ、そこにクリエーションを行なった神様の御身の一部を感じる。
また、ベネチアにはガラスという素材がある。ガラスはそこにあるけれども透明で目を凝らさないとよく見えない。しかし、しっかりと実存する。表面に光を照らすと輝き出す。時にうっすらと己自身を写し込む。またその先の人々とを合成して繋げていく、そこにガラスの壁があったとしても、そこに意識しなければ壁はない。ガラスは壁を意識させることを取っ払い、平和的で自由な素材へと変化する。このガラスという存在の力を、私がベネチアでライブペイントをする素材とできたならば最高である。

私は神獣しか描かない。それは、神獣が人により近い存在であり、聖域の側で神々の世界の一片を伝えてくれるから。人が人として存在するには、魂の成長を意識しなくてはいけない。目に見えないものこそがあなたの疑問の答えを持っている。
ライブペイントはその見えない存在と実存をつなげる役割がある。
ベネチアには獅子の像が立派に人々の往来を見守っている。彼らの声を聞いてみてください、それは風の中に混じっていたり、時にアーティストの描くエネルギーの中に声を託してくることもあり得るのだから。

ベネチア・サンマルコ広場に集う人々のエネルギーを私に受け止めさせてほしい、そして、その力を神獣と繋げ、大いなる神聖な世界に祈りを届ける役割を果たさせてほしい。

小松美羽
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2019/1/18

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