齊藤美絵のインスタグラム(saitomie) - 10月19日 02時14分
帰国したら数年ぶりにお会いする予定でいた方が先週、空への長旅へ。
ラジオのこと、湘南エリアのこと
音楽のこと、食のこと。
20代の私に教えて下さった心から尊敬するディレクターさん。
かつて隔週でアメリカへ行き取材されていたときのことや、アメリカのものが簡単に手に入らなかった頃にどうやっていたか、また数々の伝説のライブなど、その眩しいお話を収録や取材後に聴かせて頂くのが楽しみでした。
その度にお食事をご馳走になり、逗子の素敵なご自宅で、こだわりのパスタや手巻き寿司を作って頂き、まるで家族のように接してくださいました。
悩み相談にも数え切れないほど乗って頂き。いつか恩返しをすること、感謝をお伝えすること、そのタイミングを温めていました。まだお会いするには未熟だと思っていながら、今回のマウイをいよいよその機会にしようと心に決めていた矢先。これまでも機会はあったのに延ばしてしまったこと、とても悔やまれます。
ラジオ界のパートナーオブザイヤーがあったとしたら、間違いなく毎年連続で受賞していた素敵なご夫妻。
奥さまのことを思うと胸が痛いです。
実は、そのことを知る前後に、不思議なことがいくつか起こりました。
ラジオ、声、逗子…何かメッセージを受け取ったような氣がしています。
そして、そういうことがあった方が周りにも。それだけ凄いパワーのあるディレクターさん。
ラジオを聴いてくださっている方は、
声や姿は見えないものの、そのディレクターさんの選曲からBGM、ゲストや取材先のお店などあらゆるところで、電波という波に乗るその方の想いを受け取っていたと思います。
ディレクターさんの存在がとても大きいのです。ラジオっていいなぁ、心地良いなと感じたり、何か元気をもらえたり、サンセットタイムとそこに流れる音楽がまるで映画のワンシーンのようなムードを作り出したり。
そのディレクターさんのセンス、経験、お人柄、全てが詰め込まれていて、私自身もマイクの前に座りながら、その魅力を身近に体感させて頂いていました。
ラジオは、想像力を広げられるメディアですが、そこには、現場での生の経験を重ねた人の創造があります。
ネットでも、何でも今は体験したような、知ったような氣分を味わえるので、ラジオの制作現場でもそういう情報が増えて来ているのですが、
やはり、その場に行って、生で体感することが大事。それが伝わる。
その魅力をラジオ界の大先輩と一緒に番組を創らせて頂くことで、学び、今の私があるのだと思います。
だからこそ、今、一旦マイクの前から離れて感じていたこの感謝の氣持ちを直接お伝えしたかったし、聴きたい事もまだまだあったし、甘えっぱなしだったことに何もお返しが出来ていません。。。 その方がかつて奥さまと収録したという湘南エリアの各ポイントの波の音のCDを娘と共に聴いていたので、娘をお披露目するときにお伝えしたかった。。。 ご自宅のテラスから見えるサンセットは、ホテルカリフォルニアのジャケットを彷彿とさせるパームツリーが並んでいて。よくご夫妻とお迎えしたゲストさんと一緒に盛り上がっていました。先日、マウイのお家から見えたサンセットの色、パームツリーがその記憶を蘇らせてくれて。
ディレクターさんから学んだこと、経験させて頂いたこと、大事にしたいことをしっかりと受け継いで、ツタエルヒト。として、歩んでいきたいと誓いました。
岩崎さん、
湘南と音楽と奥さまを愛しているラジオ界の匠。
巨匠です。
本当にありがとうございました。
心の底から感謝しています。
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2018/10/19