安藤裕子のインスタグラム(yuko_ando) - 8月28日 11時27分
昨晩の雷は本当にこの世の終わりかと思うようなものだった。
ふと、
「Salyuちゃんがなんか激しく活動してるんじゃないだろうか。」
そんな事を思ったりしていた。
彼女は雨女だ。
私はその手の方面で神がかった人を龍神と呼ぶ。
今まで出会った人々の中に二方居るが、彼女はその一人。
もう一人は大泉洋さん。
これも神の類だ。
北海道の広大な大地。彼のシーンが近づくと共に山の向こうから湧き上がる雷雲。もはや魔の物と呼べるパワーだった。
Salyuちゃんの雨はもう少し優しい。水分神というのが近いのかもしれない。豊穣を願う祭事で歌ったらとても良いだろう。
彼女が歌うとシトシト雨が降る。
SNSで雨合羽を着て彼女の曲を聴くお客さんを見るにつけ、野外でやる時は雨合羽ないし傘を売ったほうがいいと思う。
「雨に唄えば」を流して台車で販売した方がいい。
そう思う。 「雨とぱんつ」という奇天烈な名前の曲がある。彼女とサーフィン教室に行った際に作った曲だ。
それはとても晴れた日で、雨なんて振りようもない青空。
やり慣れないアウトドアスポーツにヘトヘトになった私達は、びしょびしょの髪の毛が濡らす肩にバスタオルを引っ掛けて、缶ビールで一息乾杯していた。
はあ、と彼女が寛ぐとどうだろう。
海の向こうから暗雲が俄かに広がり、我々の上に大粒の雨を打ちつけてきた。
追いかけて来る雨にきゃーと女の子らしい声を上げて走って逃げる。
いつしか雨雲は私たちを追い越して、遠くのどこかに行ってしまった。
熱いままのアスファルトに立って、雨雲を見送ると、小さなお家の屋根に虹が架かっていた。
雨女の心が揺れる度、空の上から雨が降る。
神様も大変だな。
そんな事を思ったんだ。
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
1,593
12
2018/8/28