白木夏子のインスタグラム(natsukoshiraki) - 7月18日 12時30分

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という世界三大一神教の聖地・エルサレム旧市街で聖墳墓教会、嘆きの壁ツアー。そしてユダヤ教のラビ（指導者・世話人）とユダヤ教についての対話。
.
京都にある退蔵院 副住職の松山大耕さんが
「デカルトは我思う、ゆえに我ありと言った。一方で仏教の世界では無になることが求められる。ユダヤ教はどうか」
という質問を投げかけられたところ、ラビは
「ユダヤ教では考えることよりも、まずは自らの意思で行動を取り、それを大いなる神が応援してくださる。まずは自分の意思で決め行動することが大切なのだ」と説かれた。
.
砂漠という厳しい環境、そして数千年の侵略と迫害の歴史を辿ったユダヤ人たちには、考えるということよりも、行動を起こしてゆくことのほうが命や民族の血を守るためにも必要とされてきたからなのかも…とこの答えを聞いて感じました。
.
ユダヤ人が約8割を占めるイスラエルがスタートアップ大国となった所以は、このユダヤ教の「まず行動する」起業家精神にあるのだと思います。
.
その後はイスラム・アラブ世界の専門家からのレクチャー。アラブの国々はなぜ一部の国々が突出して発展しているのか、しかもドバイに至っては石油も然程出ないのに、なぜあそこまで発展しているのか、という話。
.
その理由は簡単に言うと、部族・民族、それらを超えた結婚による他民族との共生に成功したからなのだそうです。
一方で、イラクやイエメンなど多くの国々では民族・部族が混ざり合わず、統一国家として機能していない。それによって国の発展が遅れてしまっている…と聞いて、また色々考えさせられました。
.
その後はテルアビブに移動。ベンチャーキャピタリストからイスラエルのスタートアップエコシステムについての話を伺い、夜はテルアビブ美術館で現代アートを案内してもらうなど、盛りだくさんの一日。

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する