海江田万里のインスタグラム(kaiedabanri) - 5月16日 18時47分

新宿区保護司会定時総会に招かれました。
挨拶の機会があったので、昔見たフランス映画『暗黒街のふたり』(『死刑台のメロディー』といい間違えました)を引き合いに保護司の仕事の大切さを話し、皆さんの献身的な尽力に感謝しました。『暗黒街のふたり』は1973年に制作された映画で、銀行強盗で服役していたアラン・ドロンと保護司のジャン・ギャバンの交流を描いたものです。ジャン・ギャバンの努力でアラン・ドロン扮するチンピラは早期出所するものの、彼に目をつけた刑事の執拗な嫌がらせを受け、遂に、その刑事を殺害してしまうことになり、死刑台に送られます。ジャン・ギャバン演じる保護司の苦労は報われず、処刑に立ち合い、最後に「刑務所の塀の中でも悪事は行われている」とのセリフを残し、映画は幕を閉じます。ジャン・ギャバンはフランスきっての名優ですが、私は、この映画のギャバンが一番好きです。
現在、わが国には約48000人の保護司の方々がいますが、保護司法の定員52500人に満たないのは、地味で厳しい仕事のためだと思われます。このような現状でも、日々地域で地道に活動してくださる皆さんに重ねて敬意を表します。

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