植田夢月のインスタグラム(dream_moco) - 4月30日 08時59分

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1週間前に敗退してから、ずーっと春うららのことを考えてた。
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春うららの順番待ちの間、私は眠気に耐えられず昼寝。夕方、起きたら倉上さんがいた。岩場でお会いするのはヨセミテ以来。倉上さんの前で情けない登りはできないな、と少し緊張して取り付いた。
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春うららの最大の核心部で落ちそうになった。両足が盛大にミシンを踏んでいた。倉上さんがいなかったら、「テンション」と言ってたかもしれない。が、堪えてレストポイントにクライムダウン。呼吸を整えた。意を決して再突入。予定のムーブと違うことをしてたけど、気づいたら核心部を抜けていた。
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そこから先は、波打つように続く、長く綺麗なコーナークラック。前腕もふくらはぎも、なかなかパンプが取れない。ずっと力を入れている足先は悲鳴を上げてる。額からは汗がドバドバ出る。這いずり上がるようにして登った。
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お昼寝テラスで終了点にクリップした時、言葉にできない感動が襲ってきた。この場所に来れて私は幸せだ。生きてて良かった。
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2年前の秋、クラックのクの字も知らなかった頃、ヨセミテで倉上さんたちに出会ってなかったら、ヨセミテの大岩壁を目指そうとはしてなかっただろう。その倉上さんと、このタイミングでこの場所で再会するなんて、奇跡みたいだ。情けない登りにならなくて良かったー。
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4/29(日)
春うらら1P目 / 5.11b 完登
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1枚目: 春うららを登る私
? by @keitakurakami
2枚目: 春うららをロープソロする倉上さん
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#興奮冷めやらぬうちに書くと長文になってしまう #長々とすみません

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