海江田万里のインスタグラム(kaiedabanri) - 3月12日 16時53分

２時から開かれた衆議院財務金融委員会理事懇談会で、財務省から森友問題文書書き換えの経緯の報告がありました。
今日、提出された差し替え前後の文書は、全体で７８ページ、書き換えがあったのは６２ページ、重複部分を除くと５１ページという膨大なものです。
「誰が」「何のために」という質問に対して財務省理財局次長は「本省理財局の一部の者と近畿財務局の一部の者」、「２月に理財局長の国会答弁があり、その答弁が誤解を招く虞があったので(書き換えた)」と答えていました。「一部の者に当時の理財局長と次長は入るのか？」に対しては「捜査中でもあり具体名は言えない」の一点張りです。
また「理財局長の答弁云々と公文書偽造と偽造した文書を国会に出すことの重要性を秤に掛ければ、後者がはるかに重く、刑法の犯罪にも繋がることであり、理由としての説得力はまるでない。」と私は主張しましたが、財務省からは、説得力のある説明はありませんでした。
これら説明を聞いて、財務省はまだ、全てのことを明らかにしているとは思えません。財務金融委員会では、年度内に成立させなければならない法案がいくつもありますが、これでは委員会を開くわけにいきません。由々しき事態になったことを残念と思うとともに、財務省の対応に心底怒りが湧いてきます。
写真は今日、財務省から提出された文書。「事案の経緯」の項目が、書き換え後、ほとんど消去されています。これは書き換えというよりは「偽造」ないしは「変造」です。

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