竹澤汀のインスタグラム(migiwaaaaaaaaaa) - 3月11日 17時11分

代々木公園で、インタラクティブアートのパフォーマンスをしました。SNSの拡散（share）というのを現実に持ち込んで再現をする、という実験でした。

SNSの特性である、匿名性にならって、ボランティアスタッフにはお面、チームになったときの自己紹介も、本名ではなくツイッターの名前や、あだ名で。
そして、最初のルールに同意してくれた参加者が、YouTubeへのQRコードのついたティッシュをその場にいる人へ、拡散してもらう。青いティッシュが珍しいからとか、コンセプトが面白いから、変な集団がなんかやってるから、などなどそれぞれの理由でもらってもらえたり、もらってもらえなかったり。

目を惹く、より強く気を惹くものがシェアされるのもSNSの特性ですが、それを好んでシェアしたりお気に入り登録、または、スルーする、嫌いと感じる、それぞれにどれも反映されているようにかんじました。

そんな中、人の手から人の手へ、より見える形にして、偶然的に出会った人の手へ伝わる（shareされる）、というのは、作品にとって幸せな伝わり方だと思いました。
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ティッシュをもらったとしても、曲が好きかどうか、とか、長い（笑）とか、そもそも声が好きじゃないとか、たくさんのふるいにかけられますが、再生に至る、という、「好きじゃない」と、判断されるところまで届いたとしたら、それも成果の一部であると感じました。
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SNSはとても、便利だけれど、便利さによって得たものがあるように、失なった何かがあるように感じています。その様子を可視化すると、無数のドラマがあって、とても面白かったです。
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青いティッシュ、ただのティッシュ、一曲に出会えるティッシュ、、受け手によって色んなティッシュの様があり、どれもただ、ありのままの正解で、これは実験ですが、色んな価値があったと思います。
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途中、（インスタライブ見ていた方はお気づきかもしれませんが）少しトラブルらしき場面があり、心配した人もいたかもしれませんが、大丈夫でした。それも含めて、ドラマだし、SNSの様子に似ていて結果的に、スパイス的な面白さがありました。その後もこの企画と出会いとの関係性をよりよく考えるキッカケになったので、よかったなとおもいつつ、恐らくですが、私が女だからという事もあるのだろうという、悔しさも少しだけ残ります。 .
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実はどんな状況になってもライブを切るつもりはなかったのですが、電波が空気を読んだのか、電波が弱くて切れちゃってました。笑
電波も空気を読む時代かよ〜。
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さて、そんなこともありながら、3.11、この日に、この「青」という楽曲を提供する機会を作れたことがよかったなと思う。参加者と、14:46に黙祷をして、またいっこ先へと想いを馳せて、企画は終わりました。
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最後にこんな不思議な企画に賛同してくれたり、協力してくれた方、もらってくれた方、もらいに来てくれた方、本当にありがとうございました。
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企画「blue」の、隊長竹澤より愛を込めて。

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