山本千織のインスタグラム(chiobenfc) - 1月6日 08時35分

レンタル屋さんへ行くと最近は「料理映画」というコーナーが設けられていて、それがほんとに気持ち悪く、なんなのだろと思う。やっちまった感さえ感じる時がある。
相変わらず悲しくチャーミングな人たちばかり登場するアキ・カウリスマキ監督の新作を今年の一作目としてやっと観た。東ヨーロッパや中東、もっと下アフリカあたりからの難民が辿り着いたいい人たちが住むヘルシンキで逸れた妹を待つシリア難民の主人公。
映画中にチラッと出てくる逃れてきた人たちの料理ややっぱり鰊と芋だったかと思わせるこの地での皿、ウケるからと始める寿司(もちろん勘違い)もどれも登場人物たちのようにチャーミングでちょっと悲しかった。
#希望のかなた

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