北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 1月4日 18時01分

愛知県出身のスタッフが綴る「お雑煮」のお話です。昨年の話ではありますが、お雑煮にありつけたのは、松の内を過ぎてからだったそうな。＊＊＊【具は”もち菜”だけ！懐かしいお雑煮】・お正月休みもすっかり明けましたね。そんななかで、ようやくお雑煮を味わえたのが一昨日（2017/1/10）というのですから、わたしは皆さんより遅くお正月気分になりました。というのも、大晦日から数日間、風邪をひいてしまい寝込んでいたからなんです。なんだか時がとまったように感じたお休みになってしまいました。食べては眠りの繰り返し。そしてようやく自分でお雑煮をつくって食べたのが、つい先日のこと。皆さんの「ご当地お雑煮」はどんなふうなのでしょう？わたしは愛知県出身。東海地方には、この時期だけスーパーに「もち菜」という小松菜に似た葉物が並びます。葉はシャキシャキとしていて、生で食べられるほどの柔らかさ。このもち菜とお餅だけ、あとは花かつおがパラリ…….が我が家のお雑煮です。かつおと昆布でだしを取り、醤油と塩だけのシンプルな味付けの汁にお餅をいれて煮ます。お餅がくたくたになるほど、やわらかいのが好み。ここ数年で、いちばん自分好みのお雑煮ができて、ようやくお正月気分を味わったのでした。風邪のおかげで、いつスタートしたのか、あやふやな幕開け。けれど、仕事もはじまり、ハッと気づいたら、もういつものように小走りで駆けていました。そうそう。いつだってこんな感じ。自分なんてものはなかなかコントロールできません。だから、今年もやっぱり小走りなわたしが、いちばん自分らしいのかもしれない、と思ったのでした。・#北欧暮らしの道具店

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