こちらはちょうどSTRANGER THINGS 2の裏番組的に寝る前に毎夜読んでいた一冊 まさしく自分の青春時代が幕を開けたあの80年代、アメリカで起きていることが全てクールだと信じていた(おバカな日本の小学生には)けれど、時を同じくして台湾〜中国ではこんな政治的に激動で狂乱の時代だったというのが、まず驚きだった . 何よりも重んじられる血縁と契り、今の日本ひいては自分に置き換えてもいまいちピンとこないけれど、人を一人二人殺しているのがまあまあ当たり前だったその時代(少なくとも作中では)、それに縋らなければ生き抜いて行けなかったのだろう . 主人公はもはや呪いとも言える自分の血=ルーツを辿って、当時の危険な情勢の中、台湾から中国へ渡って行くのだけれど、それに比べると自分を顧みても、知り得る限り、代々浅草のお寺×静岡〜蒲田っていうルーツくらいなもので、これを機にもっと己の出自を辿ってみたくなった . と、こんな重厚な筋書きとは裏腹に、語り口とストーリーテリングはいたって軽やか、喧嘩や初恋(これが切ない…)のシーンはまっとうな青春エンターテイメントであり清々しくもある (台湾映画『あの頃、君を追いかけた』のハードコア80年代版とも言えなくもない、かな?) #台湾 #中国 #青島 #流 #東山彰良 #クボリカワ書房 #books

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クボタマサヒコのインスタグラム(kubota_masahiko) - 10月31日 14時23分


こちらはちょうどSTRANGER THINGS 2の裏番組的に寝る前に毎夜読んでいた一冊
まさしく自分の青春時代が幕を開けたあの80年代、アメリカで起きていることが全てクールだと信じていた(おバカな日本の小学生には)けれど、時を同じくして台湾〜中国ではこんな政治的に激動で狂乱の時代だったというのが、まず驚きだった
.
何よりも重んじられる血縁と契り、今の日本ひいては自分に置き換えてもいまいちピンとこないけれど、人を一人二人殺しているのがまあまあ当たり前だったその時代(少なくとも作中では)、それに縋らなければ生き抜いて行けなかったのだろう
.
主人公はもはや呪いとも言える自分の血=ルーツを辿って、当時の危険な情勢の中、台湾から中国へ渡って行くのだけれど、それに比べると自分を顧みても、知り得る限り、代々浅草のお寺×静岡〜蒲田っていうルーツくらいなもので、これを機にもっと己の出自を辿ってみたくなった
.
と、こんな重厚な筋書きとは裏腹に、語り口とストーリーテリングはいたって軽やか、喧嘩や初恋(これが切ない…)のシーンはまっとうな青春エンターテイメントであり清々しくもある
(台湾映画『あの頃、君を追いかけた』のハードコア80年代版とも言えなくもない、かな?)
#台湾 #中国 #青島 #流 #東山彰良 #クボリカワ書房 #books


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2017/10/31

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