【衝撃の連続‼️】 ・ ・ 六本木・新国立美術館で開催されている「安藤忠雄展 挑戦」を観てきました。 某テレビ番組での安藤さんの人柄と作品にとても惹かれるものがあり、安藤さんの著書も拝読。これは展覧会に行かねば!!と、足を向けました。 ・ 展覧会は衝撃の連続でした。 表参道ヒルズや東急東横線渋谷駅、東京アートミュージアムなど私たちが生活する中で馴染みのある建物も安藤さんによるものですが、そもそもの安藤さんの原点は「住まい」。 建築活動を都市住宅の設計からスタートしたということですが、 その住宅がまた驚きの連続でした。 ・ 代表的な初期の作品の1つが「住吉の長屋」。 安藤さんの代名詞とも言えるコンクリート打ちっぱなしの住居です。光や風など自然を大いに感じられるように緻密に計算されている住居なのですが、玄関や廊下に屋根やなく、雨が降ったときは濡れてしまう構造になっていたり、コンクリートなので夏は暑く、冬寒かったり…。 「え―――!!現代の住宅環境と逆をいっている…いや、究極のエコ!?」「家の中で傘をささないといけないの!!?」とかなりビックリしましたが、展覧会ではそのような様々な住居の実例とお施主様のコメントがたくさん。 そのお施主様のコメントはどれも愛のこもったメッセージでした。 たち 「最も重要なことは“モドキ”ではなく、“本物”を求めていたことに尽きます。安藤さんの打ちっぱなしコンクリートと建築に取り組む姿勢は一切の妥協を許さない“本物”でした。安藤さんのコンクリートには魂も一緒に打ち込まれているようにも感じ、強く共感しました。 私の家は四半世紀が経っていますが、今でも当時の輝きを失っていません。安藤さん自身、時ともに熟成してゆくこの作品の行方に目を細めて見守ってくれていますし、何よりも私どもの心が宿っています。これからも大切に住み続けてゆきます。」 「住吉の長屋をみて、自然と一体となる生活が気に入り、自分も挑戦してみたいと思いました。」 「出てきた安は全く予想外で、海を見て楽しむという私の理想をはるかに超え、海と一体となって暮らすような家でした。」 ・・・ ・ お施主様の声は、安藤さんが手がけた家を、愛し、大切に住まわれていることが伝わってきました。「自然と共生」を意識されている故、「住みにくい」のではないかと感じるところが多々ある中で、そのコメントらにもとても驚かされました。 ・ 「住みにくい」かもしれないということを安藤さんは認めた上で、 「常識的な感覚からすれば、私のつくる住宅は「住みにくい」かもしれません。しかし、クライアントの多くは皆、今も変わらず住み続けてくれています。その事実に、時を重ねるほど感謝の思いを募る一方で、彼らもまた住みこなすことに挑戦せねばならないという、その厄介な部分が歓びにもなっているのでは、と勝手なことを思いつつ、今も住宅の設計を続けています。」 と綴っていました。 安藤さんが建築家として挑戦されている一方で、お施主様も挑戦している…「「住む」ことにも挑戦という概念があったのか!!!」と私自身の中になかった価値観にも衝撃を受けました。 ・ ・ そして、この展覧会でどうしても見たかった作品、安藤忠雄作品の代表作の1つ「光の協会」。 コンクリート打ちっぱなしの建物の正面には、十字の切り込みがある教会で、そこから光が入る構造になっています。今回、展覧会では、原寸大で野外展示場に再現されています。 ・ 実物の「光の協会」の十字架の開口部にはガラスが入っているのですが、安藤さんは、本当はガラスを入れたくなかったそうです。「ガラスを入れない方が、風も光も入り、祈りを捧げる人々の心を一つにできるのではないか。」と提案したのですが、寒いし、雨もはいると猛反対を受け、結局ガラスは入れられたそうです。ですが、安藤さんは「いつの日か、このガラスをはずしてやろうとねらっている」とのことで、今回の再現された「光の協会」にはガラスが入っていません。こんな言葉に、安藤さんの遊び心と、本気を感じられて、とても惹かれます。 再現された「光の協会」の中は、確かに気持ちいい風を感じられる厳かな空間でした。 実際の「光の協会」にもいつか足を運んでみたいです。 ・ ここに書かせていただいたことは展示会の一部で、どのセクションも想像をはるかに超える内容ばかりでした。 エンターテイメントを感じられる空間で、建物にエンターテイメントを感じられることに、ここでも衝撃を受けました。 ・ 展覧会のタイトルにもなっているとおり、安藤さんが今まで建築を通して「自分が社会に対して何ができるのか」を問い、挑戦し、そして現在も挑戦し続けていることが非常に伝わる展覧会でした。 ・ ・ 安藤さんの話を出して「挑戦」とは何ともおこがましいですが、 いくつになってもどんなことでも「挑戦」は続けていきたいと改めて思います。 この1年、また自分なりの挑戦を続け、見極める力を養って、頂いたチャンスを逃さないように、引き続き、頑張ろうと思います^^ ・ #新国立美術館 #安藤忠雄 #安藤忠雄展 #挑戦 #建築 #住居 #芸術 #エンターテイメント #本物 #住吉の長屋 #光の協会

hitomihappygirl1026さん(@hitomihappygirl1026)が投稿した動画 -

佐々木瞳のインスタグラム(hitomihappygirl1026) - 10月28日 19時24分


【衝撃の連続‼️】


六本木・新国立美術館で開催されている「安藤忠雄展 挑戦」を観てきました。
某テレビ番組での安藤さんの人柄と作品にとても惹かれるものがあり、安藤さんの著書も拝読。これは展覧会に行かねば!!と、足を向けました。 ・
展覧会は衝撃の連続でした。
表参道ヒルズや東急東横線渋谷駅、東京アートミュージアムなど私たちが生活する中で馴染みのある建物も安藤さんによるものですが、そもそもの安藤さんの原点は「住まい」。
建築活動を都市住宅の設計からスタートしたということですが、
その住宅がまた驚きの連続でした。 ・
代表的な初期の作品の1つが「住吉の長屋」。
安藤さんの代名詞とも言えるコンクリート打ちっぱなしの住居です。光や風など自然を大いに感じられるように緻密に計算されている住居なのですが、玄関や廊下に屋根やなく、雨が降ったときは濡れてしまう構造になっていたり、コンクリートなので夏は暑く、冬寒かったり…。
「え―――!!現代の住宅環境と逆をいっている…いや、究極のエコ!?」「家の中で傘をささないといけないの!!?」とかなりビックリしましたが、展覧会ではそのような様々な住居の実例とお施主様のコメントがたくさん。
そのお施主様のコメントはどれも愛のこもったメッセージでした。
たち
「最も重要なことは“モドキ”ではなく、“本物”を求めていたことに尽きます。安藤さんの打ちっぱなしコンクリートと建築に取り組む姿勢は一切の妥協を許さない“本物”でした。安藤さんのコンクリートには魂も一緒に打ち込まれているようにも感じ、強く共感しました。
私の家は四半世紀が経っていますが、今でも当時の輝きを失っていません。安藤さん自身、時ともに熟成してゆくこの作品の行方に目を細めて見守ってくれていますし、何よりも私どもの心が宿っています。これからも大切に住み続けてゆきます。」
「住吉の長屋をみて、自然と一体となる生活が気に入り、自分も挑戦してみたいと思いました。」
「出てきた安は全く予想外で、海を見て楽しむという私の理想をはるかに超え、海と一体となって暮らすような家でした。」
・・・ ・
お施主様の声は、安藤さんが手がけた家を、愛し、大切に住まわれていることが伝わってきました。「自然と共生」を意識されている故、「住みにくい」のではないかと感じるところが多々ある中で、そのコメントらにもとても驚かされました。 ・
「住みにくい」かもしれないということを安藤さんは認めた上で、
「常識的な感覚からすれば、私のつくる住宅は「住みにくい」かもしれません。しかし、クライアントの多くは皆、今も変わらず住み続けてくれています。その事実に、時を重ねるほど感謝の思いを募る一方で、彼らもまた住みこなすことに挑戦せねばならないという、その厄介な部分が歓びにもなっているのでは、と勝手なことを思いつつ、今も住宅の設計を続けています。」
と綴っていました。
安藤さんが建築家として挑戦されている一方で、お施主様も挑戦している…「「住む」ことにも挑戦という概念があったのか!!!」と私自身の中になかった価値観にも衝撃を受けました。 ・ ・
そして、この展覧会でどうしても見たかった作品、安藤忠雄作品の代表作の1つ「光の協会」。
コンクリート打ちっぱなしの建物の正面には、十字の切り込みがある教会で、そこから光が入る構造になっています。今回、展覧会では、原寸大で野外展示場に再現されています。 ・
実物の「光の協会」の十字架の開口部にはガラスが入っているのですが、安藤さんは、本当はガラスを入れたくなかったそうです。「ガラスを入れない方が、風も光も入り、祈りを捧げる人々の心を一つにできるのではないか。」と提案したのですが、寒いし、雨もはいると猛反対を受け、結局ガラスは入れられたそうです。ですが、安藤さんは「いつの日か、このガラスをはずしてやろうとねらっている」とのことで、今回の再現された「光の協会」にはガラスが入っていません。こんな言葉に、安藤さんの遊び心と、本気を感じられて、とても惹かれます。
再現された「光の協会」の中は、確かに気持ちいい風を感じられる厳かな空間でした。
実際の「光の協会」にもいつか足を運んでみたいです。 ・
ここに書かせていただいたことは展示会の一部で、どのセクションも想像をはるかに超える内容ばかりでした。
エンターテイメントを感じられる空間で、建物にエンターテイメントを感じられることに、ここでも衝撃を受けました。 ・
展覧会のタイトルにもなっているとおり、安藤さんが今まで建築を通して「自分が社会に対して何ができるのか」を問い、挑戦し、そして現在も挑戦し続けていることが非常に伝わる展覧会でした。 ・ ・
安藤さんの話を出して「挑戦」とは何ともおこがましいですが、
いくつになってもどんなことでも「挑戦」は続けていきたいと改めて思います。
この1年、また自分なりの挑戦を続け、見極める力を養って、頂いたチャンスを逃さないように、引き続き、頑張ろうと思います^^ ・
#新国立美術館 #安藤忠雄 #安藤忠雄展 #挑戦 #建築 #住居 #芸術 #エンターテイメント #本物 #住吉の長屋 #光の協会


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2017/10/28

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