真衣ひなののインスタグラム(hinano_mai) - 9月3日 21時39分

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ーー『・・・え。乗れないって事ですか？』
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時は9/2イベント当日。場所は羽田空港。
「スカイマークってお手洗いあるのかな？」
「えーあるんじゃないですか？」
「じゃあ後で行けばいっかぁ〜」
先程までゆっくりとそんな話をしながら
歩いて来た検査場から搭乗口までの道を、
今度はスカイマークのお姉さんを先頭に
急ぎ足で戻っていた。
遡ること一時間前。
二人とも待ち合わせ通り9時05分発の便の
１時間前に羽田空港に到着。
スカイマークは初めてだったが、
手荷物検査場もJALの隣にある事を確認したし
DEAN&DELUCAで朝食を摂る事にした。
「全国ツアーみたいですね！」
「乗り打ちやね！！」
(※乗り打ち…当日に劇場入りし本番をする事)
笑いながらお洒落なトーストを頂いていると
優雅な気分にこそなっていたが、食事中は、
決して 時計を目視する事を怠らなかった。
それゆえに、信じられなかった。
『搭乗時刻を過ぎています為
お乗り頂くことは出来ません。』
『・・・え。乗れないって事ですか？』
時計を見ると9:00を指していた。いつの間に。
でもあと5分あるから乗せてくれるだろう。
そう信じていた。だから、
『次の便に空きがあるので変更しますか？』
この問いかけには少なからず狼狽えた。が。
考えてみると何故9時05分発を予約したのか
今はわからないほど、次の11時05分発でも、
リハーサル時間に間に合う事がわかり
お姉さんの背中を申し訳無い気持ちで見ながらも
マスクの下では隠しても隠しきれない
安堵の笑みを浮かべていた二人だった。
受付カウンターまで行くと、
『次の便は満席となりましたので、
更にその後の13時55分発になります』という.
そうなれば全く間に合わない事は明らかな
笑えない束の間のサプライズがあったものの
無事に11時05分発の航空券の確保に成功。
十分間に合う事を確信したあと、まさかの
飛行機に乗ってから離陸が大幅に遅れ、
着いた瞬間弾丸リハーサルになった。
無論、私達に物申す資格は無かった。
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