近藤研二のインスタグラム(kenjikond0) - 8月9日 23時17分

午後は『ボブという名の猫』（8/26公開）の試写会へ。ロンドンを舞台にしたストリートミュージシャンのドキュメントとして純粋に楽しめた。主人公は少しハスキーでカッコいい歌声だなあとか、ギターは雨ざらしでボロボロだけど、そのサスティンの無さがむしろロックだよなあ、なんて音楽目線で観ていると、ひょこっと猫のボブが顔を出し、そこからはただの猫好きとしてデレデレになって、時に笑い、時にハッとし、最後にハンカチを握りしめて観ている自分に気づく。音楽と猫、一粒で二度美味しい的なやつだ。カメラワークが猫目線になる時に少し視界が狭くなりボケるのがよかった。なによりボブはボブ本人（本猫）が演じているというから驚きだ。自分も愛猫を肩に乗せていたミュージシャンとしてこの招き猫が招いたサクセスストーリーを羨ましく思ったが、多分これは今の日本では成り立たないんだと思う。コヴェント・ガーデンという町の文化があってこそなんだろうなあ。

#ボブという名の猫 #bobthecat

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