杉本彩のインスタグラム(sugimoto_aya0719) - 5月21日 20時24分

本日、愛知県弁護士会主催の「憲法週間記念行事 動物愛護を通して考えるいのちの大切さ」にて、講演とパネルディスカッションに出席してまいりました。
前半の講演では、殺処分や引取り屋を含めたペット流通の話し、第1種、第2種の動物取扱業のさまざまな問題、そして動物虐待の話しや多頭飼育崩壊など、最近当協会Evaに頻繁に寄せられる事例をもとに話しました。
動物虐待や多頭飼育崩壊は、ニュースで見聞きするだけでなく、皆さんの日常的な生活圏の中で起きることです。
その苦情件数は、全国で年間1,800件と言われ、対応が追いついていかない状況です。
多頭飼育崩壊する人は、初めは猫が可哀相と保護しますが、最初の段階で手術をせず、あれよあれよと言う間に繁殖してしまい、気づいた時には餌代だけで月数万円、不妊・去勢の手術費用も捻出できず、自身の生活も立ち行かなくなります。
一軒で飼育できる頭数の限界を越え、自宅の衛生管理についても次第に麻痺してきます。
講演後の懇親会では、弁護士の先生からさまざまな感想を頂きました。動物を取り巻く問題は人の保護や幸福にも関わる深刻で重要な問題であることを認識した、と言ってくださったことが心強いです。
貴重な日曜日の午後に、足をお運び頂き会場にいらして下さった皆様には、心より感謝申しあげます。
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