北欧、暮らしの道具店のインスタグラム(hokuoh_kurashi) - 5月11日 18時00分
「小学校の家庭科の授業で最初にやったこと、覚えていますか?」・家庭科の授業で最初にやったこと、覚えていますか?国語だったら50音、算数なら足し算、家庭科はなんだったっけ。なぜ唐突にそんな事を?と言いますと、息子が家庭科デビューをしたからなんです。・「5年生になったからエプロンとかが必要なんだよ」という息子に、準備しておいたエプロンセットを手渡しながら、授業ではどんなことをする予定なのかを訪ねました。「さぁ」という返事しか返ってきませんでしたが、とても楽しみではあるらしく、エプロンと三角巾を付けて鏡の前でニコニコしています。・気が向いた時には家でもおにぎりを作ったり、味噌汁を作ったりしているので、授業もきっと楽しい時間になるんじゃないかな、と思いながら見送りました。それに、いつも新しいことに消極的な息子が、珍しく楽しそうだったのも新鮮で。給食とは別に、みんなで何かを作って食べるなんて、めっちゃ楽しそうやん!(これを口に出したらうんざりされそうなので、心の中だけで言いました。)・帰宅後は楽しそうにテレビを見ていたので、夕ご飯のタイミングで授業のことを聞いてみました。「コンロの火を点ける練習をしたよ。学校のはガスコンロだった。それからやかんでお湯を沸かして、お茶淹れて、羊羹を包丁で切り分けて、みんなでお茶した。羊羹、ちびちび食べたんだ〜」・ちびちび。だいじに味わいたい時、おいしーな、たのしーな、という時間をながくしたい時に繰り出されるちびちび。5年になってもまだまだ可愛らしい言葉のチョイスに萌えてしまいました。・羊羹は等分に切るのが難しく、やっと切れても包丁にくっつき、ベタベタの包丁はお茶してる間にカピカピに乾燥して、洗い物担当のオレは大変だった、みたいな事も言っていて、なんだかいいなぁと思ったのでした。いろんな事が一個ずつ分かっていく感じが、いいなぁと。・そして、冒頭の疑問にもどりますが、まず最初にやったことは点火なんですね〜。全く想定していなかったけれど、煮炊きの基本ですもんね、納得です。我が家もですが、IHクッキングヒーターを使っている家庭も多いらしく、1人1人順番に火をつけるだけでも、たいへん盛り上がったのだそうです。・今後、家庭科の授業では、お裁縫も始まるそうで、それも楽しみにしているようでした。これを機にお裁縫に目覚める子もでてくるのかな〜。・そういえば私もよくお裁縫をしていたのですが、好きになったのは、家庭科の授業で手に入れた裁縫道具がきっかけでした。学校生活に馴染めず、学校へ行くのが辛くて辛くて仕方ない時期もあったのですが、お裁縫の時間だけはあっという間に過ぎていった事を思い出しました。心が整うというか、大丈夫な感じがしたんですよね。・あの時期に、そんなタイミングで好きな事のかけらをつかむ事ができたのは、かなりラッキーな事だったんじゃないかと、今は思います。息子やクラスメイト達にも、そんなかけらが見つかるといいな。・ところで画像のおにぎりと味噌汁は、子供が作ったある日の昼ご飯。味噌汁の卵がフワフワで美味しかった!(テキスト:スタッフ青木)・#北欧暮らしの道具店
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2017/5/11