映画『牯嶺街少年殺人事件』。 札幌時代、何年かをミニシアター系の映画館が経営する居酒屋にいて、その何年間にウォンカーウヮイ、ツァイミンリャン、侯孝賢、そしてエドワードヤン、後にクストリッツァやラースフォントーリアの公開に立ち会えた。 恋する惑星カクテル?も作ったし、職場の慰安旅行は侯孝賢ロケ地巡りの台湾で、淡水という街で「好男好女」のクランクインを見せてもらったり、今から考えたらほんとに濃い。 『牯嶺街少年殺人事件』はそれよりもっと前、 台湾の政治的な関係もわからず少年や少女や家族のやり取りを目を凝らし見守った記憶がある。「何も起こらず終わってくれ」と、スクリーンから出てくるアジア独特のベタっとして予感めいた空気やほぼ何も見えなくなる暗闇と揺れる灯に「何も起こらないわけない。だって殺人事件だし。」と思い観ていた。 どちらにしても自分にとっては「クーリンチェ」という響きと共に特別な映画だと思う。 今回リマスター版での公開ということでもう一度映画館で観る機会があり、有楽町へ行った。 あの時わからなかったチャンチェンの稚拙な恋心や揺らいでいく感じの演技や、家族や友達の、向けるところを曖昧にすることで進んで行ける日常が汲み取れ、もう一度観れて良かったと思った。3時間56分。 #牯嶺街少年殺人事件

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山本千織のインスタグラム(chiobenfc) - 3月26日 14時19分


映画『牯嶺街少年殺人事件』。
札幌時代、何年かをミニシアター系の映画館が経営する居酒屋にいて、その何年間にウォンカーウヮイ、ツァイミンリャン、侯孝賢、そしてエドワードヤン、後にクストリッツァやラースフォントーリアの公開に立ち会えた。
恋する惑星カクテル?も作ったし、職場の慰安旅行は侯孝賢ロケ地巡りの台湾で、淡水という街で「好男好女」のクランクインを見せてもらったり、今から考えたらほんとに濃い。
『牯嶺街少年殺人事件』はそれよりもっと前、
台湾の政治的な関係もわからず少年や少女や家族のやり取りを目を凝らし見守った記憶がある。「何も起こらず終わってくれ」と、スクリーンから出てくるアジア独特のベタっとして予感めいた空気やほぼ何も見えなくなる暗闇と揺れる灯に「何も起こらないわけない。だって殺人事件だし。」と思い観ていた。
どちらにしても自分にとっては「クーリンチェ」という響きと共に特別な映画だと思う。
今回リマスター版での公開ということでもう一度映画館で観る機会があり、有楽町へ行った。
あの時わからなかったチャンチェンの稚拙な恋心や揺らいでいく感じの演技や、家族や友達の、向けるところを曖昧にすることで進んで行ける日常が汲み取れ、もう一度観れて良かったと思った。3時間56分。
#牯嶺街少年殺人事件


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2017/3/26

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