干場義雅のインスタグラム(yoshimasa_hoshiba) - 5月8日 11時51分

ローマ空港の火災の影響で、出発は遅れるわ、乗り継ぎのラウンジで待たされるわ、風邪で咳は出まくるわ……。ま、こんな時もあるのが人生ってもの。おかげで仕事とはいえ、今回もかけがえのない人たちと一緒に旅が出来ました。友達？ いやいやバカ笑い出来る大親友？ いやいやステーキ4枚を平気で夕食で平らげる男仲間？ 人生の同志がまた何人か増えた感じがする。逆境も捨てたもんじゃない。逆に、結束力が高まった気がしました。一緒に面白いビジネスやって、もっともっと格好良い男になるべく上がって行こう！

逆境といえば、突然、昔言われた事を思い出しました。僕の人生で出会った先輩の言葉で鮮明に残っているのが、ムチャクチャ怖いピアノの先生の一言。小学校の頃、あまりの厳しさで度肝を抜かれた感じだった。毎回、一生懸命、練習をして行っても……。 「何、その強弱のつけ方は？ あなたは、この音楽が生まれた背景を全く理解出来ていない。だから、そんなデタラメな強弱になるの……。強弱は、感情。あなたは感情がないまったく人間なのよ」「練習もしない癖に、練習をしてきたような顔を何でするの？」「手の甲に乗せた100円を落とさないようにと、何べん言ったらわかるの！」「何回、この曲をレコードで聞いたの？ まったく世界観を理解出来ていない。聞いてないんじゃない？」と……。 誰よりも上手に弾き、毎回 自分なりに一生懸命やっていったつもりでも、いつも一番怒られたんです。そこで、先生に「なんで僕にだけ、そんなに厳しくするんですか？」と先生に聞いてみたら先生がこう言ったんです。 「多く与えられた者は、多く求められるのです。優れたものをたくさん与えられているのだから、あなたに対する基準は、他の人たちと異なるのです。干場君自身、自分に対する基準を上げなくてはいけないの」

耳慣れない先生の、あまりにも違うレベルの言葉に圧倒されました。自分の可能性や素質、義務について考えさせられたのは始めててでした。それから先生への感情は信頼に変わっていったのです。

逆境と思うかは、自分次第。そんな時こそ、本質があるように感じてならないのです。

あ～、でもさすがに眠い。久々に徹夜。しかも空港のラウンジで。ウイスキー飲みながら書いてるから、わけわからなくなってきた～。 早くベッドど寝たいなぁ～(笑)

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