SOU・SOUのインスタグラム(sousoukyoto) - 12月7日 12時00分

皆さま、こんにちは。台湾出身の荘です。

今日は二十四節気の大雪です。これから冬将軍が到来し山間部だけでなく、平地でも雪が積もり始める頃ですが、今年の冬は暖かいとのこと。京都で雪が見られるのも、もう少し先のようですね。

私の故郷は南国の台湾ですので、日本の雪一面銀世界の光景にとても憧れています。何回雪を見ても初めて見るような新鮮さがあり気持ちが高ぶるのを感じます。

日本中のスキー場が営業を開始し、日本の人々は「正月事始め」である新年を迎える準備を始めます。街中も師走本番、年末の空気が漂いはじめます。

大雪の節気、京都の雪景色はまだですが、街に漂う冬の味わいは春への期待も高まるでしょう。
（荘）

■大雪の初候、次候、末候
二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことは七十二候。

初候、閉塞成冬（そらさむくふゆとなる）
空気が止まったかのように、空には雲が多く、暗くグレーの色合いになっています。 動物たちは冬眠しており、大地は静寂に包まれている。

次候、熊蟄穴（くまあなにこもる）
野生の熊は、この時期に冬眠の準備のために穴に入り、翌年の春まで穴にこもる。
他にも、リスやカエル、コウモリなども冬眠する習性があります。

末候、鱖魚群（さけのうおむらがる）
この時期は、サケが産卵のために川を遡上する時期です。 海に住んでいるサケは、産卵の際に生まれた川に戻ってきます。サケの群れが上流に向かって泳ぐ壮観な光景は、北国の冬の風物詩のひとつです。

■テキスタイルデザイン「大雪」
山の峰が雪におおわれ
平地も北風が吹き
いよいよこれから冬将軍到来の季節。
今年はどんな冬になるのだろうか。
しかし冬は寒く夏は暑いのがいい。
雪が降って暗く寒い冬には
冬独特の情緒や楽しみがある。
そして春を迎える喜びもわく。
四季それぞれ変化のあることが
生きていくことをどれほど豊かに
してくれることか。
（脇阪　克二）

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