片山正通のインスタグラム(masamichi_katayama) - 11月25日 17時50分
“ 倉俣史朗のデザイン - 記憶のなかの小宇宙 ” 展に行って来ました。
「 倉俣さんが作りたかったものは、輪郭を持たない“ 願望や概念 ”なんだなぁ〜 」ってデザインの意味を今一度考える良い機会になりました。
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「無重力願望の椅子」、『家庭画報』第30巻第3号、1987年3月 より
僕には引力の支配から逃れ、重力から解放されて、自由に浮遊したいという強い願望があります。地球上で永い間に付着した因習、既成化された概念や観念、そしてあらゆる構造から解き放されて、初めて本当の意味での自由を得られるのではないだろうかと、稚拙な望みを持ち続けているわけです。
金と権力の亡者は浮遊することはできず、欲望から遠い者ほど軽やかに浮遊を楽しむことができるかもしれない、なんていうことを想像して楽しむことがあります。
映画、音楽、小説、詩、絵画、彫刻、etc.そして日常の諸々の出来事との出会いが時として観念的な自分を解き放ち、自身の世界を拡げてくれる時、ある嬉びを感じます。
しかし、それらとの出会いを見過ごさないためには、事物をしっかり見、読みとれなければなりませんが、それには思考と心を柔軟にして無の状態にしなければと••・・・・せっかくの出会いも無意味なものに終わってしまうと思います。・・・・
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全くです。
@ 世田谷美術館
I visited the exhibition "The Work of Shiro KURAMATA: A Microcosmos of Memory”.
It was a good opportunity for me to think about the meaning of design once again, as I realized that what Mr. Kuramata wanted to create was an "aspiration or concept" that had no outline.
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2023/11/25