職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【江戸切子】  江戸でガラスが初めて作られたのは1711年ごろ、吹き竿を用いた吹きガラスが作られました。切子は1834年に江戸大伝馬町のビードロ屋・加賀屋久兵衛が、金棒や金剛砂を用いて透明な鉛ガラスの表面に彫刻し、木の棒などで磨いて完全手作業で作られたのが始まりと伝えられています。加賀屋久兵衛が発行していた当時のカタログである引き札には、食器などの日用品をはじめ、理化学用品から金魚鉢までさまざまな商品が掲載され、江戸時代は私たちが考える以上にたくさんのガラス製品が市場に流通していました。そのころに培われた技術や歴史が、「江戸切子」として今日まで伝承されています。  明治に入ると、切子の指導者としてイギリスからエマニュエル・ホープトマン氏を招き指導を受け、近代的なガラス工芸技法が確立されました。それから素材の研究、研磨の技法の開発、ガラスの器の普及によって、切子が盛んに作られるようになり、ついに江戸切子は1985年(昭和60年)に東京都の伝統工芸品産業に指定され、2002年(平成14年)には、経済産業大臣指定伝統的工芸品にも認定されるまでになりました。  日本人は昔から光と影を意識して生活の中に上手に取り込んでいました。たとえば、太陽の光を庇(ひさし)や障子で和らげて室内に取り込んだり、欄間もしかり。光や影の濃淡に美しさを見出すという高い感性を備えていたからでしょう。深い溝で光の道筋を屈折させ、細い線で反射させ、そして時には曇りガラスにして和らげる。江戸切子には、光が作り出す美しさを知っているからこそ表現できる技が詰まっているのです。  廣田硝子の蓋ちょこは、優しい丸みを帯びた蓋と、伝統の柄を小粋にアレンジした柄が合わさった、モダンで華やかなグラスです。底も淵もギリギリまで光の図柄で埋め尽くされ、蓋は受け皿や豆皿としてもお使いいただけます。窓際の自然光や灯りの下で、無心になっていつまでも眺めていたくなります。現在、若松ショールームに展示があり、上野ビルの天井のステンドグラスや、赤い若戸大橋とリンクして、佇まいの美しさが一層際立っています。ご来店の際にはぜひご覧くださいませ。  廣田硝子 江戸切子 蓋ちょこ(八重菊と二重矢来も入荷いたしました) https://www.shokunin.com/jp/hirota/futachoko.html 若松ショールーム https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html  参考資料 https://www.edokiriko.net/whatis https://ja.wikipedia.org/wiki/江戸切子  @shokunincom  #職人ドットコム #日本の手仕事 #江戸切子 #吹きガラス #切子 #廣田硝子 #蓋ちょこ #八重菊 #二重矢来 #ビードロ屋 #加賀屋久兵衛 #江戸大伝馬町 #大伝馬町 #被せガラス #被せガラス技法 #きりこ #きりこグラス #切り子 #切り子グラス #切り子ガラス #切子グラス #切子ガラス #切子硝子 #江戸切子グラス #江戸切子硝子」11月8日 16時22分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 11月8日 16時22分


【江戸切子】

江戸でガラスが初めて作られたのは1711年ごろ、吹き竿を用いた吹きガラスが作られました。切子は1834年に江戸大伝馬町のビードロ屋・加賀屋久兵衛が、金棒や金剛砂を用いて透明な鉛ガラスの表面に彫刻し、木の棒などで磨いて完全手作業で作られたのが始まりと伝えられています。加賀屋久兵衛が発行していた当時のカタログである引き札には、食器などの日用品をはじめ、理化学用品から金魚鉢までさまざまな商品が掲載され、江戸時代は私たちが考える以上にたくさんのガラス製品が市場に流通していました。そのころに培われた技術や歴史が、「江戸切子」として今日まで伝承されています。

明治に入ると、切子の指導者としてイギリスからエマニュエル・ホープトマン氏を招き指導を受け、近代的なガラス工芸技法が確立されました。それから素材の研究、研磨の技法の開発、ガラスの器の普及によって、切子が盛んに作られるようになり、ついに江戸切子は1985年(昭和60年)に東京都の伝統工芸品産業に指定され、2002年(平成14年)には、経済産業大臣指定伝統的工芸品にも認定されるまでになりました。

日本人は昔から光と影を意識して生活の中に上手に取り込んでいました。たとえば、太陽の光を庇(ひさし)や障子で和らげて室内に取り込んだり、欄間もしかり。光や影の濃淡に美しさを見出すという高い感性を備えていたからでしょう。深い溝で光の道筋を屈折させ、細い線で反射させ、そして時には曇りガラスにして和らげる。江戸切子には、光が作り出す美しさを知っているからこそ表現できる技が詰まっているのです。

廣田硝子の蓋ちょこは、優しい丸みを帯びた蓋と、伝統の柄を小粋にアレンジした柄が合わさった、モダンで華やかなグラスです。底も淵もギリギリまで光の図柄で埋め尽くされ、蓋は受け皿や豆皿としてもお使いいただけます。窓際の自然光や灯りの下で、無心になっていつまでも眺めていたくなります。現在、若松ショールームに展示があり、上野ビルの天井のステンドグラスや、赤い若戸大橋とリンクして、佇まいの美しさが一層際立っています。ご来店の際にはぜひご覧くださいませ。

廣田硝子 江戸切子 蓋ちょこ(八重菊と二重矢来も入荷いたしました)
https://www.shokunin.com/jp/hirota/futachoko.html
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html

参考資料
https://www.edokiriko.net/whatis
https://ja.wikipedia.org/wiki/江戸切子

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2023/11/8

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