銀座 蔦屋書店さんのインスタグラム写真 - (銀座 蔦屋書店Instagram)「荒井理行 個展「Like Paintings 005」  荒井理行 個展「Like Paintings 005」を店内アートウォールにて開催中です。11月24日(金)まで。  荒井理行は1984年生まれ、現在は茨城県を拠点に活動し、その作品はあいちトリエンナーレやVOCA展でも発表されています。荒井はこれまで、インターネット上で収集した作品を起点に、そこには写っていないフレーム外の情報を想像して描く絵画を制作してきました。絵の具を垂らして作られる多層的な絵画空間は、主観により解釈される現実とイメージ、その不安定な移ろいを示唆しています。本展では荒井が近年取り組んでいる「like paintings」シリーズより新作6点を、会期中、前期後期の2回に分けて発表いたします。  —— 個人が持つ主観は、現実世界をどのような姿として捉えているのか。私たちはそれぞれ独立した主観的世界を形成しながらも、社会集団の中で機能する共通の主観性を持ち合わせている。主体が他社の存在の反映によって成り立つと言われているように、主観もまた外部からの影響を受け、内とも外ともつかない入れ子構造を作っている。この幾重にも重なる相互作用は、自身が身体を置く現実という場に対して、私たちの想像や認知を常に揺さぶる軸ズレを起こしていると言えるのではないか。  私はインターネットから他者が撮影した(と思われる)写真を拾い集め、それをプリントアウトしたものをキャンパスに貼り、そこに写らなかったフレームの外を想像で描き足す方法で絵画を制作している。筆による視覚言語を廃し、注射器を用いて絵具を垂らす絵画方法は、絵具は絵具でしかないという物理的側面と、イリュージョンとしてイメージを宿す概念的側面の両方を兼ねることを目的としている。  画面の中には、この絵画の始まりとなった写真の“痕”がある。私は写真の外側を想像で描き足した後に、その写真を剥がして捨ててしまう。他者の視点から始まった絵を、自らの視点にすり替えていくように。鑑賞者は私の視点の元となった写真を知ることはできないが、私もまたモチーフとなった写真が何であるのかを真に理解することはできないという点で、自らの視点と他者の視点を行き来し続ける。  イメージ(写真)にイメージ(想像)を重ね、イメージ(絵画)を作り出す一連の所作により、多重のイメージは一度は絵画として定着をみるが、鑑賞者の存在によってそれは再び宙に放たれ、新たなイメージ(像)として結ばれていく。この不安定な移ろいの連鎖の中に、私は希望に似た何かをみている。  荒井理行 ——  ■販売について 作品は銀座 蔦屋書店の店頭にて販売中です。  荒井理行 個展「Like Paintings 005」 会期 2023年11月4日(土)~11月24日(金)※終了⽇は変更になる場合があります。 時間 10:30~21:00 会場 銀座 蔦屋書店 アートウォール 主催 銀座 蔦屋書店 入場 無料 お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp  ▶詳細はこちら https://store.tsite.jp/ginza/event/art/36918-1410231031.html    #荒井理行 #絵画 #絵画展 #個展 #展覧会 #現代アート #現代美術 #masayukiarai #contemporaryart #contemporaryartist #tokyo #tokyoart #tokyoartgallery #当代艺术 #gsix #ginzasix #銀座 #蔦屋書店 #ginza #銀座蔦屋書店 #ginzatsutayabooks #tsutayabooks @masayuki_arai_408」11月5日 17時24分 - ginza_tsutayabooks

銀座 蔦屋書店のインスタグラム(ginza_tsutayabooks) - 11月5日 17時24分


荒井理行 個展「Like Paintings 005」

荒井理行 個展「Like Paintings 005」を店内アートウォールにて開催中です。11月24日(金)まで。

荒井理行は1984年生まれ、現在は茨城県を拠点に活動し、その作品はあいちトリエンナーレやVOCA展でも発表されています。荒井はこれまで、インターネット上で収集した作品を起点に、そこには写っていないフレーム外の情報を想像して描く絵画を制作してきました。絵の具を垂らして作られる多層的な絵画空間は、主観により解釈される現実とイメージ、その不安定な移ろいを示唆しています。本展では荒井が近年取り組んでいる「like paintings」シリーズより新作6点を、会期中、前期後期の2回に分けて発表いたします。

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個人が持つ主観は、現実世界をどのような姿として捉えているのか。私たちはそれぞれ独立した主観的世界を形成しながらも、社会集団の中で機能する共通の主観性を持ち合わせている。主体が他社の存在の反映によって成り立つと言われているように、主観もまた外部からの影響を受け、内とも外ともつかない入れ子構造を作っている。この幾重にも重なる相互作用は、自身が身体を置く現実という場に対して、私たちの想像や認知を常に揺さぶる軸ズレを起こしていると言えるのではないか。

私はインターネットから他者が撮影した(と思われる)写真を拾い集め、それをプリントアウトしたものをキャンパスに貼り、そこに写らなかったフレームの外を想像で描き足す方法で絵画を制作している。筆による視覚言語を廃し、注射器を用いて絵具を垂らす絵画方法は、絵具は絵具でしかないという物理的側面と、イリュージョンとしてイメージを宿す概念的側面の両方を兼ねることを目的としている。

画面の中には、この絵画の始まりとなった写真の“痕”がある。私は写真の外側を想像で描き足した後に、その写真を剥がして捨ててしまう。他者の視点から始まった絵を、自らの視点にすり替えていくように。鑑賞者は私の視点の元となった写真を知ることはできないが、私もまたモチーフとなった写真が何であるのかを真に理解することはできないという点で、自らの視点と他者の視点を行き来し続ける。

イメージ(写真)にイメージ(想像)を重ね、イメージ(絵画)を作り出す一連の所作により、多重のイメージは一度は絵画として定着をみるが、鑑賞者の存在によってそれは再び宙に放たれ、新たなイメージ(像)として結ばれていく。この不安定な移ろいの連鎖の中に、私は希望に似た何かをみている。

荒井理行
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■販売について
作品は銀座 蔦屋書店の店頭にて販売中です。

荒井理行 個展「Like Paintings 005」
会期 2023年11月4日(土)~11月24日(金)※終了⽇は変更になる場合があります。
時間 10:30~21:00
会場 銀座 蔦屋書店 アートウォール
主催 銀座 蔦屋書店
入場 無料
お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp

▶詳細はこちら
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/36918-1410231031.html


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2023/11/5

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