CHiNPANのインスタグラム(13chinpan) - 10月30日 21時46分

先日、ご招待いただきポーラ美術館へ行って参りました。今回の企画は明治、大正、昭和前期の画家たちから戦後の日本画家たち、そして現在の「日本画」とこれからの日本の絵画の追求と歴史を辿るように回遊する形になっていました。
グローバリズムが進んだ明治時代、日本の絵画を“Japanese Painting”と呼び、この英語を日本人通訳が「日本画」と翻訳したことから、明治以後に「日本画」という概念が社会的に定着していったと言われているらしい。
本展では現代の作品になるにつれ、岩絵具を使うだけが日本画ではないと体感させてくれる貴重な体験ができます。
私が描いている水墨画は本来、墨と和紙だけで作る世界。そこからどう殻を破るのか、改めて自分を奮い立たせてくれる展示でした。

「シン・ジャパニーズ・ペインティング　革新の日本画
横山大観、杉山寧から現代の作家まで」
会期：2023年7月15日（土）～ 2023年12月3日（日）　

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