干場義雅さんのインスタグラム写真 - (干場義雅Instagram)「【干場流スーツスタイルの極意‼️】  「移り変わる流行のファッションより、普遍的な美しいスタイルを」。「多くの粗悪なものより少しの良いものを」。これは長年変わらない僕の哲学です。  仕事のスーツスタイルでは、相手に敬意を表し、安心感や信頼感を与える装いをすることが大切。  自分に似合うスタイルを見つけたら、軸はぶらさず時代に沿って微調整。流行はなるべく追わず、色数を極力抑え、柄も使わず、洋服が目立つのではなく、あくまで着る人自身が引き立つ控えめなスタイルを心掛けるのが干場流の基本です。  中でもおすすめしたいのは、正統さと落ち着いた雰囲気、安心と信頼を得られる無地のミディアムグレーのスーツスタイル。  体型に合わせて仕立てたスーツに、アイロンのかかった白いシャツと、細身の黒のネクタイを合わせ、シャープで都会的な印象に。コンクリートジャングル、東京の景色には無彩色のグレーがよく似合うのです。  白麻のポケットチーフの入れ方は、ジョン・F・ケネディが、テレビで選挙演説の際に信頼感を得るために、ブラウン管のモニターに水平に見えるように四角く折って挿したと言われる「TVフォールド」で。この挿し方は、基本の基であり、何より誠実さを感じさせてくれます。  靴、バッグ、ベルト、腕時計のストラップはもちろんのこと、ネクタイ、ロングホーズに至るまで小物が浮き立つのではなく、すべて黒で統一し、全体を引き締め装いに沈みこむように馴染ませるること。  僕が地味なグレースーツを着る理由は、もうひとつあります。それは仕事上、紙面や映像の中で紹介する人や他の洋服たちを引き立たせることが出来るからです。  実はこのグレースーツのスタイルは、テーラーを営んでいた父が、毎日のようにしていたスタイルです。夏の父兄参観日に白い麻素材のスーツを着るような粋な祖父の影響で、父は地味なグレーのスーツばかり好んで着ていました。  「おじいちゃんは、身長もあったから本当に格好良かった。白い麻のスーツが良く似合っていたよ。おばあちゃんは着物でね。でも、目立つから、子供心に嬉しい反面、少し恥ずかしかったもんさ」。  生前、父はそんな風に語っていました。テーラーを営んでいたのだから、自分のためにいろいろなスーツを作れるのに、父が着るのは決まってグレーのスーツばかり。シャツは白、ネクタイは黒無地。ロマンスグレーの頭には黒のボルサリーノ。  冬の寒い時にだけは、僕が誕生日プレゼントにあげたカシミアの黒のタートルネックのニットにカシミアの黒のコート。これが父の出で立ちでした。  晩年、父が亡くなった後に母にタンスを見せてもらったら、あろうことか、まったく同じミディアムグレーのスーツが10着以上、春夏秋冬の素材違いでタンスから出てきてました。グレーのスーツは、父のユニフォームでありスタイルだったんです。  年齢を重ねて来ると親子は似てくるのかも知れませんが、父がなぜグレースーツを晩年まで愛したのかが、だいぶ理解出来るようになって来ました。  父は政治家や弁護士、お医者さんを引き立たせるためのスーツを作っていたから、自分は目立たず作り手に徹していたのかもしれません。  もうすぐ亡くなった父の15回忌。世の中カジュアル化しているけど、やっぱりスーツスタイルが好きだし落ち着くんですよね。今年もグレーのスーツ、沢山着たいと思います。  @hermes #hermes #エルメス @b.r.online  #brshop @wh_official_orientalshoes  #wh @johnlobb  #johnlobb  @eberhard_1887  #eberhard  #エベラール @arcodio_official  #arcodio #アルコディオ #服魂   @yoshimasa_hoshiba  #yoshimasahoshiba  #干場義雅 @forzastylecom  #forzastyle @minimalwardrobe_official」10月27日 9時58分 - yoshimasa_hoshiba

干場義雅のインスタグラム(yoshimasa_hoshiba) - 10月27日 09時58分


【干場流スーツスタイルの極意‼️】

「移り変わる流行のファッションより、普遍的な美しいスタイルを」。「多くの粗悪なものより少しの良いものを」。これは長年変わらない僕の哲学です。

仕事のスーツスタイルでは、相手に敬意を表し、安心感や信頼感を与える装いをすることが大切。

自分に似合うスタイルを見つけたら、軸はぶらさず時代に沿って微調整。流行はなるべく追わず、色数を極力抑え、柄も使わず、洋服が目立つのではなく、あくまで着る人自身が引き立つ控えめなスタイルを心掛けるのが干場流の基本です。

中でもおすすめしたいのは、正統さと落ち着いた雰囲気、安心と信頼を得られる無地のミディアムグレーのスーツスタイル。

体型に合わせて仕立てたスーツに、アイロンのかかった白いシャツと、細身の黒のネクタイを合わせ、シャープで都会的な印象に。コンクリートジャングル、東京の景色には無彩色のグレーがよく似合うのです。

白麻のポケットチーフの入れ方は、ジョン・F・ケネディが、テレビで選挙演説の際に信頼感を得るために、ブラウン管のモニターに水平に見えるように四角く折って挿したと言われる「TVフォールド」で。この挿し方は、基本の基であり、何より誠実さを感じさせてくれます。

靴、バッグ、ベルト、腕時計のストラップはもちろんのこと、ネクタイ、ロングホーズに至るまで小物が浮き立つのではなく、すべて黒で統一し、全体を引き締め装いに沈みこむように馴染ませるること。

僕が地味なグレースーツを着る理由は、もうひとつあります。それは仕事上、紙面や映像の中で紹介する人や他の洋服たちを引き立たせることが出来るからです。

実はこのグレースーツのスタイルは、テーラーを営んでいた父が、毎日のようにしていたスタイルです。夏の父兄参観日に白い麻素材のスーツを着るような粋な祖父の影響で、父は地味なグレーのスーツばかり好んで着ていました。

「おじいちゃんは、身長もあったから本当に格好良かった。白い麻のスーツが良く似合っていたよ。おばあちゃんは着物でね。でも、目立つから、子供心に嬉しい反面、少し恥ずかしかったもんさ」。

生前、父はそんな風に語っていました。テーラーを営んでいたのだから、自分のためにいろいろなスーツを作れるのに、父が着るのは決まってグレーのスーツばかり。シャツは白、ネクタイは黒無地。ロマンスグレーの頭には黒のボルサリーノ。

冬の寒い時にだけは、僕が誕生日プレゼントにあげたカシミアの黒のタートルネックのニットにカシミアの黒のコート。これが父の出で立ちでした。

晩年、父が亡くなった後に母にタンスを見せてもらったら、あろうことか、まったく同じミディアムグレーのスーツが10着以上、春夏秋冬の素材違いでタンスから出てきてました。グレーのスーツは、父のユニフォームでありスタイルだったんです。

年齢を重ねて来ると親子は似てくるのかも知れませんが、父がなぜグレースーツを晩年まで愛したのかが、だいぶ理解出来るようになって来ました。

父は政治家や弁護士、お医者さんを引き立たせるためのスーツを作っていたから、自分は目立たず作り手に徹していたのかもしれません。

もうすぐ亡くなった父の15回忌。世の中カジュアル化しているけど、やっぱりスーツスタイルが好きだし落ち着くんですよね。今年もグレーのスーツ、沢山着たいと思います。

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2023/10/27

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