WWDジャパンのインスタグラム(wwd_jp) - 9月25日 16時08分


コレクション・リポート:サバト・デ・サルノの「グッチ」はグレイト・リセット ミケーレの装飾主義にサヨナラ

ミラノはもちろん、2024年春夏シーズン最大のニュースとも呼べる新クリエイティブ・ディレクター、サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)による「グッチ(GUCCI)」が最新コレクションを発表した。「アンコーラ(Ancora. イタリア語で『もう一度』の意味)」と銘打って発表したウィメンズ・コレクションは、グレイト・リセット。前任アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の装飾主義を伴うイヴニングウエアへの傾倒から完全に決別し、シンプルだからこそ普遍的、ゆえに誰もがお気に入りを見つけ、「もう一度」「グッチ」のファンとなり、「もう一度」ファッションを楽しんでほしいというサバトの狙いが明らかになった。

マーク・ロンソン(Mark Ronson)の「レイト・ナイト・プレリュード」で幕を開けたコレクションは、胸元を大きくえぐったタンクトップに、マイクロミニ丈のホットパンツ、それにチェスターコートというシンプルな装いで始まった。首元には、「グッチ」のアーカイブから海とヨットの世界にインスピレーションを得てサバトが蘇らせた“マリナ チェーン”のネックレス、肩にはウェブストライプでストラップを延長したアイコンバッグの“ジャッキー”、ウエストには“GG”モチーフのベルト、そして足元は超厚底の“ホースビット”ローファー。アクセサリーはフル装備だが、その装いは、前任のミケーレに比べれば驚くほどにシンプルだ。セカンドルックは、さらにミニマル。真っ白で柄なんて一つもない、チューブトップのミニドレスに同系色の厚底“ホースビット”ローファーとイヤリングだけ。以降も、ショーの直前に「イヴニングウエアは見せたくない。僕にとっての『グッチ』は、デイウエア。そして僕は、アウター作りに情熱を注ぎたい。目標は、コンパクトなコレクションで、『グッチ』のヘリテージと、僕自身の美意識に基づくメッセージを発信することだ」と話した通り、シルエット的にも、アイテム的にも、スタイルのバリエーション的にも取捨選択を徹底追求した「コンパクト」なコレクションで研ぎ澄ませたメッセージを強く発信する。

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2023/9/25

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